北アルプス 夏山登山の思い出
蝶ヶ岳〜常念岳〜大天井岳へ
 8月8日5時50分ご来光、朝日で染められた槍・穂高はの眺めは格別だ。
昨日は、穂高連峰の頂上付近にガスがかかっていたが、今日はすばらしい天気だ!

蝶ヶ岳からの穂高連峰

蝶ヶ岳からの穂高連峰

蝶ヶ岳からの穂高連峰
 6時20分蝶ヶ岳ヒュッテを後にして、常念岳〜大天井岳へ向かって出発。20分程で横尾に通じる分岐を通過。更に進むと7時5分「蝶槍」に着いた。ここに三角点(2625m)があった。昔はここを蝶ヶ岳の山頂だったとか(まわりの噂話)。ここからの眺めも最高だ。いつまでもいたいような気持ちになる。

 蝶ヶ岳ヒュッテの中村圭子さん(オーナー)が蝶ヶ岳にほれて、山小屋を引き継いだ気持ちがよくわかる。中村さんは「一期一会」を大切にしておられそうです。

蝶ヶ岳のお花畑

蝶ヶ岳のお花畑
 7時5分蝶槍を後に常念岳に向かう。地図によれば3時間30分ぐらいの行程だ。似せ常念が多くあると聞いてはいたが、なかなかなものである。

 常念岳は大きな山で遠くからでも眺めることができる。それもそのはずとんでもなく大きな山である。なんだかんだで10時40分、頂上に到着。ここまで来ると槍ヶ岳が大きく勇壮に見えてくる。30分ほどの大休止の後、常念小屋に12時5分到着。下りはかなりきつい、小屋からご来光をと考えると登ってくるのは大変なようだ。当初は、常念小屋で2泊目の予定だったが、大天井岳まで十分行けるとの判断で続行することにした。大天井岳も相当な大きさで、ちょっと厳しかったようだ。

 ひたすら歩くことになったが途中、横通岳・東天井岳・中天井岳を経て大天荘に15時30分到着。
宿泊予定は、大天井ヒュッテなので更に30分歩き、16時到着。ここで思わぬ出会いがあった。17、8年前にお付き合いしていた人たちに出会ったのだ。なんと奇遇なことか。そんな仲間と親交を深め、また宝石をちりばめたような星空を満喫することができた。

東天井岳付近にて

東天井岳付近にて

大天井ヒュッテからの大天井岳

ヒュッテでなつかしい人たちと
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