二上山雌岳山頂にて
どんづる峰〜二上山〜太子温泉
2001年4月21日 友歩会 定例会
近鉄関屋駅〜どんづる峰〜二上山〜太子温泉
 前回は何とか雨に逃れたが、今回は雨に降られてのハイキングとなった。近鉄関屋駅9時35分出発。樟蔭女子短大を左に見て進む、国道165号線を跨ぎ、どんづる峰への道を探すがなかなか見つからない、雨のために視界も悪く動作も緩慢になりがちになる。とりあえず165号線を行き峠を越え太子町への自動車道を行くことにした。

かなりの遠回りになったが、10時35分無事どんづる峰の入り口に到着。どんづる峰を眺めながら小休止。 どんづる峰は二上山が噴火したときの噴出物が堆積して隆起風化した奇岩の山です。ここの石を利用して石切遺跡があり古墳時代の石棺や寺院の基石に切出されたそうです。

どんづる峰入り口

どんづる峰
 とにかく面白い名前なので一度は行って見たかった人には良かったのではないかと思いました。このどんづる峰を始点にしてダイヤモンドトレールが、槙尾山まで続いている。このダイヤモンドトレールの標識に沿って進む。

 しばらく自動車道を行くと近鉄南大阪線の上を跨ぎ、その先に二上山への登山口・ダイヤモンドトレール北口の標識が見える。

 11時登山開始。いきなり急登になるが4、6分で終わり、ここからアップダウンが続く尾根道を行く。鉄登34を過ぎ、緑の鉄登を11時50分に通過する。なおもアップダウンを繰り返し雌岳に12時20分到着。

二上山登山口からいきなり登りが続く

尾根道を行く
 大和盆地の金剛山、大和葛城山に続く二上山の美しい峰は、「ふたかみやま」と呼ばれ、万葉集にも多くの歌が残っている。山頂には大津皇子の墓がある。また二上山は、大師山、古市山を含めて二上火山群のの死火山である。

 今日は雨のため、雌岳のみとし雄岳は次回に譲ることにし、昼食にした。雌岳から少し降りたところに屋根付きの休憩場所があり先客のグループが譲ってくれた。昼食でゆっくりと思ったがとにかく寒さが襲ってきてゆっくりできない。そこそこに切り上げ13時下山開始。岩屋峠を経て竹之内街道を歩き太子温泉へ急ぐ。太子温泉14時15分着。

 雨で疲れ冷えた体を温泉で温める。今日は雨のため少し疲れが残ったようだが温泉でサッパリ明日からの英気を養った。

雌岳直下の休憩所で昼食

太子温泉
 
コ ー ス
 近鉄鶴橋駅(8:25発)=(準急)=関屋(9:02着/9:35発)〜ドンヅル峰(10:35)〜
ダイヤモンドトレール北口(11:00)
〜鉄塔34 〜緑の鉄塔(11:50)〜
二上山雌岳(12:20/昼食/13:00)〜岩屋峠〜太子温泉(14:20/入浴/16:40)

=(送迎バス)=上ノ太子=阿部野橋駅


天 候  小雨
参加者 8名
実施日 2001.4.21