笠形神社にて
播州富士(笠形山)〜かさがた温泉
2001年9月15日 友歩会 21ウオーク
 
 兵庫県のふるさと富士に挑戦。今回は播磨富士(笠形山)に登りました。 笠形山は、播州平野の北にあり、神崎町、八千代町、市川町にまたがっています。 北側の根宇根集落から見ると、富士山の形をしていることから、「播州富士」「播磨富士」と呼ばれています。 信仰の山で、京都の愛宕山から見ると笠を置いたように見えるところから、笠形山というそうです。

 大阪を8時15分の新快速で、姫路に向かって進行。雲行きがだんだん怪しくなってきた。 姫路で播但線に乗換福崎まで行く。雨は小降りだが、中止するほどでもない。 バスの便がいつのことやらなので、タクシー2台に分乗して、瀬加に向かう。 雨も降っているので、笠形神社の鳥居に横付けしてもらう。 仕度をして出発。この調子だと行けそうだ。 笠形寺で小休止をし、笠形神社へ進める。 笠形神社境内には、大きな杉の木が多い。姫路城の心柱もここから切出したそうだ。 目をひいた木は、高さ50mで根回りが9.5mだそうである。 雨のためか境内は、神秘的な感じがする。

笠形神社の大杉

笠形神社
 いよいよ笠形山に登り始める。杉の木の間の登山道は、昼なお暗い感じが、雨で強調されている。 途中大きな岩に頭を打った人が何人かあったが、木製のかなりきつい階段をどんどん上がる。 まもなく笠ノ丸といわれる休憩場所だ。ちょっと手前から雨が次第にきつくなり、風も出てきた。 休憩のできる屋根の中に入ってしばらくすると、集中豪雨になってきた。すごい雨だ。

 頂上まであと少しだが、登頂はあきらめて、元来た道を下山することにした。 登りは湿っていた程度の道も、下るときには川になっている。川の中を水につかりながらの下山だ。 いつも下りが苦手で遅いメンバーも、なんと早いことか。やればできるんだ。

 笠形神社の縁側で昼食。みんなぬれたぬきになってしまった。 雨も小康状態になってきたので、瀬加に下り、かさがた温泉へ県道を3kmほど歩く。 おーちゃんのハプニング発生。せせらぎの湯の手前のバス停で休憩してリュックを持たずに歩き出した。 後ろで何か騒いでいるが、るんるん気分で温泉に向かっている。手ぶらで歩くのもいいもんだ。 ほどなく、せせらぎの湯が見えてきた。

笠形神社にて

笠形神社にて
 かさがた温泉 せせらぎの湯 みはらし館の湯につかってゆったりくつろぎ、今日の疲れをいやした。
 
コ ー ス : JR福崎駅=瀬加〜笠形寺〜笠形神社(11:15)〜笠ノ丸(12:00)
       〜笠形神社〜瀬加〜かさがた温泉せせらぎの湯=タクシー=JR福崎駅(豪雨でコース変更)

天 候:小雨のち豪雨のち小雨
参加者:10名