紀ノ川河川敷にて
朝日・五私鉄リレーハイキング 主催:南海
九度山と小説「紀ノ川」の舞台を歩く  17km
女人高野「慈尊院」と「真田庵」から「紀ノ川」河川敷

 
朝日・五私鉄リレーウオークの4回目が南海電車主催で行われた。
九度山と小説「紀ノ川」の舞台を歩くと称して、慈尊院や真田庵、学文路大師から紀ノ川を歩いた。
南海九度山駅で下車し、九度山町役場で受付を済ませ、柿の実がたわわに実る農道を慈尊院に向かって歩いた。
慈尊院は弘法大師を訪ねてきた母が女人禁制の高野山に入れず、ここで住んでいたことで有名なお寺だそうだ。
次に真田庵へ進む。真田庵は江戸時代になって真田屋敷跡に建てられた尼寺だそうで、
真田昌幸・幸村親子は、関ヶ原の合戦で西軍に敗れたあと九度山に流されたということだ。
再び、柿畑を見ながら歩くと、学文路大師に着く。
ここから紀ノ川の河川敷に入ると南馬場緑地広場として整備されている。
河川敷には運動場などが整備されているが、ふと目をやると堤防に数本、季節外れの桜が満開に咲いていた。
異常気象なのだろうか。多分春にはもう咲かないのだろう。
ここで昼食にし、ふたたび河川敷を歩く。紀伊清水駅を過ぎたあたりと、橋本橋を渡ったところに、旧高野街道の
常夜燈がある。常夜燈には弘法大師と記されていた。
橋本橋を渡ってから、紀ノ川に別れ紀伊見峠の方に歩く。南海電車沿いに歩くと、南海電鉄高野線の廃線跡に着く。
廃線跡をしばらく歩くと新興住宅地になっており小高い丘を上がると、紀見小学校そして橋本市郷土資料館などがあり、
その先は杉村公園になっている。御幸辻駅の線路を渡り、線路沿いにさらに進む。
まもなくゴールの林間田園都市駅だ。雨がポツリとはじめた。ピッチを上げてゴールに滑り込んだ。

たわわに実る柿畑を歩く

慈尊院

慈尊院山門

真田庵

学文路大師

時期はずれの桜が満開(紀ノ川河川敷にて)

旧高野街道の常夜燈

南海電鉄高野線廃線跡
 
コース
 南海高野線・九度山駅(10:00)〜九度山町役場[受付]〜慈尊院〜真田庵〜
学文路大師〜紀ノ川河川敷(南馬場緑地広場)〜旧高野街道・常夜灯〜
南海電鉄高野線廃線跡〜杉村公園〜南海・林間田園都市駅(14:50)[ゴール] 
 約17km

天 候  曇り

参加者 3名 (参加者:推定3000名)
実施日 2002.10.20