和佐又山山頂にて |
友歩会定例会 |
雪中 和佐又山 (1344.0m) 和佐又口バス停〜和佐又ヒュッテ〜和佐又山〜和佐又ヒュッテ〜和佐又口バス停 |
毎年霧氷ハイキングを実施しているが、今年はやっさんの提案で和佐又山へ行った。 例年は高見山と三峰山を交互に行っていたが、昨年やっさんが毎年同じとこよりまだ先に和佐又山があり、そちらのほうがいいのにと言ったのを機に和佐又山に決まった。日帰りで行ける霧氷の山は、この辺りでは3座で例年行っている高見山と三峰山そして今回始めて行く和佐又山だ。 和佐又山は、大峰山脈にあって大普賢岳が一番近くにある。近くには女人禁制の山上ヶ岳(大峰山)があり、稲村ヶ岳・行者還岳・弥山・八剣山(仏経ヶ岳)・釈迦ヶ岳などの著名な山がそびえている。東には大台ケ原山があり、鉢巻のように大台ケ原ドライブウエイが延びている。そんな和佐又山に行った。 和佐又山は遠くとあって、阿部野橋を7時20分の急行で出発。朝が早かったので何人集まるか心配だったが7名とほぼいつものメンバーになった。1時間半程で上市駅に到着。奈良交通の霧氷バスで和佐又口に向かう。小型のバスで14人程の乗客だ。和佐又口に10時30分の到着予定だったが、30分早く1時間で10時に到着した。 和佐又口バス停は、新伯母峰トンネルを出てすぐにの所にある。ここにはトイレもあり出発準備をして歩き始める。登山道は、ここからいきなり九十九折れの階段を上がるコースが右手にあるが、今回は林道を進むことにした。林道はバスを降りたところから雪道になっていて、所々凍っていた。1時間半弱でヒュッテに到着。 ヒュッテの前はスキー場になっていて、日本で最南端のスキー場だったそうだ。リフトなどはなくチョッとした広場と言った感じだ。左を見上げると和佐又山の頂上が見える。ここから見る和佐又山は三角錐の形状をしている。広場の右手を巻くようにして上がるとスキー場の上に出る。展望広場になっておりいいところだ。さらにあがるとケルンや記念碑などがたくさんある。いよいよ山道に入り少し行くと、大普賢岳への分岐に出る。左の和佐又山への道をとる。雪だまりにに時々足をとられながら、ぐんぐん上がると山頂に着く。 山頂は1344mで広場になっている。十数名ほどが登っただけなので、新雪を踏みながら楽しい登りであった。天気はそんなに悪くはなかったのだが、少しガスっぽく見通しが悪かった。特に大普賢岳方向はガスで包まれていた。景色は残念だったがポカポカ陽気でまた違った雪山になった。しばらくして40名のツアー客が登ってきた。昼食後来た道を引き返していった。我々は先に進み、ヒュッテまでの下りを進んだ。何人かは雪が深いと言って引き返してきた人もいた。股下まで雪にはまりながらラッセルして下山した。ラッセルもめったにすることがないが楽しい範囲で楽しめた。ヒュッテに降りると、子供連れの家族が多く来て広場ではしゃいでいた。林道を下り、和佐又口からバスで帰路についた。今日は霧氷は見れなかったものの天候に恵まれ楽しい一日を過ごすことができた。 |
コース 近鉄阿部野橋駅(7:20)=<吉野行き急行>=大和上市(8:48/9:00)=<奈良交通霧氷バス>= 和佐又口(10:00) 和佐又口(10:00)〜和佐又ヒュッテ(11:20)〜和佐又山山頂(12:15/昼食/12:50)〜 和佐又ヒュッテ(13:30/休憩/13:50)〜和佐又口(14:40/15:18) =<奈良交通霧氷バス>=大和上市(16:13/16:42)=<急行>=近鉄阿部野橋駅(18:09) 天 候 曇り 積雪40〜50cm 参加者 7名 実施日 2003.1.25 |