鴻応山 牧にて
摂津の山
鴻 応 山 (こうのやま) 標高678.9m
牧登山口〜鴻応山〜寺田登山口

 
今までに行った山の山容を写真に撮ろうと思い立った。理由は登った山の名前や山頂の状況などは記憶にあるのだが、果して山の形はどんなのだったかは分かっていない。富士山のように有名であれば誰でも分かるのだが。また単独峰であればいいのであるが、連山の場合又難しい。近くの山からチャレンジをしようと試みた。今回試みた山は、鴻応山である。

鴻応山へは、阪急バスが茨木からと池田からバスが出ている。他に京都交通バスが亀岡から出ている。
今回は阪急池田からのコースにした。10時10分の牧行きに乗った。牧行きの1番バスだ。
バスは伏尾、久安寺、止々呂美そして余野へそこから終点の牧へと進む。ずいぶん田舎にやってきた。
バスを降りると正面に鴻応山が見える。地図には石仏標識によって入るとあるが見つからない。
広い道を写真をとりながら進むと牧上バス停に着く。
バスに同乗していた年配の方に話しかけて登山口を見つける。
年配の方は田舎の春景色を写真に撮っておられた。その方に分かれて役行者の石像にいってみた。
大きな石像かと思っていたらそうではなく小さな石の祠にお祀りされていた。
民家の間をしばらく行くと登山口の標識が出てきた。あとは標識にそって山頂まで上る。
登山道はよく整備されていて、標識も豊能町が設けたものと思うがしっかりできていた。
ただ登山口がすぐ見つからなかったのは私だけだろうか。
バス停のある牧は既に標高が約400mで頂上までは280mの標高差なので楽勝である。
頂上はなだらかでかなり広くなっている。しかし樹木に囲まれているので展望は望めない。
三等三角点が頂の中央にある。標高は678.9mで近くのポンポン山と同じで字並びも6789と面白い。
鴻応山を北西の歌垣山方向から見ると富士の形をしていて豊能富士とも言われているそうだ。
歌垣山に行ったときこの鴻応山を眺めてみたいものだ。
帰路は寺田登山口にした。降りきると栗園になっている。
近くに湯谷ヶ岳があるが時間的に無理がありそうなのであきらめて池田に戻り五月山に行くことにした。往路の牧に戻りしばらくバスを待って池田に戻った。

鴻応山 牧にて

役行者の石像

鴻応山 山頂と三等三角点

鴻応山山頂にて

府界 大阪府と京都府の府界標識

長福寺

鴻応山 牧バス停より

鴻応山 牧にて
 
コース
  阪急池田駅(10:10)=<阪急バス>=牧バス停(10:45)
  牧バス停(11:50)〜牧役行者の石像(11:10)〜牧登山口(11:15)〜
  鴻応山(11:30/昼食/12:10)〜寺田登山口(12:25)〜牧バス停(12:44/13:16)
  =<阪急バス>=中橋バス停(13:45)(池田)

天 候 晴れ

参加者 1名
実施日 2003.3.27