生駒山 鶴見緑地より
河内の山
生 駒 山 標高642.3m
 
石切駅〜興法寺〜生駒山〜枚岡公園〜枚岡駅

 
 今までに行った山の山容を写真に撮ろうと思い立った。理由は登った山の名前や山頂の状況などは記憶にあるのだが、果して山の形はどんなのだったかは分かっていない。富士山のように有名であれば誰でも分かるのだが。また単独峰であればいいのであるが、連山の場合又難しい。近くの山からチャレンジをしようと試みた。今回試みた山は、生駒山である。

 近鉄石切駅に10時到着。ここからちらちら見える生駒山山上の写真を撮ろうと試みたが、結局撮る事ができなかった。

 石切駅から坂道を下って山上が見える位置まで行ったが建物や電線が邪魔になり写真にならない。急170号線辺りまで下ったが引き返した。引き返しの道を含め山頂まで急な坂道が続くことになる。

 いよいよ生駒山に向けて出発だ。今日は辻子谷コースを登った。石切駅から少し戻ったところのガードをくぐり爪先上がりの簡易舗装道路を上がる。この道は延々続く、結果的には興法寺辺りまで続く。かなりきつい登りだ。

 出発して15分ほどで、辻子谷水車跡に着く。現在は看板しかないがたくさんの水車があったとのことだ。さらに30分ほどで興法寺に着く。お寺の上からぬかた園地になり少し今までとは趣のちがった道になる。

 やがて生駒山の山上も見え始める。生駒山上遊園地は休園はしていないが静かだ。遊園地はゲートが少し開いていて、無料で入ることができる。三角点のあるSL列車を探す。やっと見つかったが縦走時などよく通る通り道だった。「一等三角点への見学されるハイカーの方はSL列車係員にお申し出ください」という看板がある。しかし係員は全く見当たらないので失礼して入らせていただく。ミニのSL列車にはシートが被せられていたが、子供たちが乗って動いていたら面白い三角点の写真になりそうな感じがした。

 一等三角点は標高642.3mで三角点はかなり欠けてコンクリートで補修されていた。しばらくして三角点を後にし、平岡駅に向かって下山開始。

 枚岡公園は桜吹雪で大変きれいで花見客もかなり多い。芭蕉の句碑、枚岡神社をへて近鉄枚岡駅に到着。生駒山の写真が取れなかったので、電車から眺めていたが結局外環状線辺りの陸橋から撮るのがよいのではないかとの気がした。

 足もくたびれてきたので戻ることにして再度撮影に挑戦しよう。帰路地下鉄で鶴見緑地によって見た。鶴見緑地から肉眼では綺麗に見える生駒山だが距離があり写真にすると迫力がなくなりもうひとつだ。

興法寺

生駒山の山頂 ぬかた園地より

生駒山上遊園地

生駒山 一等三角点(642.3m)

生駒山 一等三角点

生駒山山頂にて

松尾芭蕉句碑

枚岡神社

生駒山 鶴見緑地より

生駒山 鶴見緑地より
 
コース: 近鉄石切駅(10:00/写真/10:50)〜水車小屋跡(11:05)〜興法寺(11:35)〜
      生駒山山頂(12:25/昼食/12:50)〜枚岡公園(13:35)〜近鉄枚岡駅(14:00)

天 候 晴れ

参加者 1名
実施日 2003.4.10