蓬莱山 山頂にて
京都北山三角点トレック   主催:京都バス
蓬莱山 (1174.3)  権現山 (996m)
坂下〜小女郎ヶ池〜小女郎峠〜蓬莱山〜小女郎峠〜ホッケ山〜権現山〜アラキ峠〜平
 
京都バス主催の京都北山トレック2003年度第2回目。蓬莱山・権現山コースに行った。
バスは坂下に到着。堰堤の右横から登り始める。登りは少し急でしばらく続く。
やがてつづら折の道になる。この辺りで落石発生。とはいってもある登山者の過失だ

話によると足元にあった石を横に投げたそうだ。その石が飛び出して行った。
何人もの人が「ラクー」と叫んだ。最初のコーナーの人が止めてくれた。
もし止まらなかったら大事になっていただろう。マナーを知らない人もいるので要注意だ。
ピークを過ぎると尾根歩きに近くなる。やがて熊笹の中を歩くと小女郎ヶ池に着く。
小女郎ヶ池は標高1060mで、比良山系の中で最高地点にある池だそうだ。
地元の人からは「雨乞いの池」として崇められているほか、悲哀伝説が語り継がれている。
このお話は池の横に看板に詳しく書いてあった。少し前に進むと小女郎峠に着く。

P964への登り 少し緩やかになった

若葉とつつじで心和む

P964付近にて

小女郎ヶ池
 小女郎峠から比良山系の尾根道・縦走路になるのでハイカーでいっぱいだ。蓬莱山の山頂まで数珠繋ぎになっている。あいにく山頂付近はガスがかかってきて見通しが悪くなった。

 蓬莱山山頂に到着。風とガスでかなり寒い。たぶん7、8度だと思うが体感温度はもっと低く感じる。蓬莱山は冬スキー場になるので、この時期でもリフトが運転されている。お椀どころかお皿を伏せたように山頂は広い。山頂は標高1174.3mで一等三角点になっている。あいにくのガスで余り遠くは見えないが、武奈ヶ岳・コヤマノ岳・堂満岳・釈迦岳が薄っすら見える。打見山が何とか見える程度で、琵琶湖方面はほとんど見えない。360度の展望台だか残念だ。

蓬莱山が見えてきた

蓬莱山 山頂にて

蓬莱山 三角点

蓬莱山 一等三角点

打見山

蓬莱山をあとに小女郎峠へ
 午後は蓬莱山を後に小女郎峠まで戻り、権現山に向かう。時々蓬莱山を振り返ってその景色を眺めてみる。

 小女郎峠を過ぎ坂を上がりきると目の前にホッケ山が見える。ホッケ山を見上げながら登攀する。ホッケ山から一気に下る。目の前に権現山と左下に円錐形のきれいな山、霊仙山が見える。下りきった所から少しあがると権現山だ。標高は996mで三角点はない。琵琶湖も霞んでいる。熊笹の中を進むとやがて樹林帯の急な下りになる。下りきるとアラキ峠だ。また急な樹林帯を下る。堰堤が見え始めるとゴールも近い。無事平に到着ビールはうまい。

蓬莱山 数分下ったところから振り返る

小女郎峠で交通整理 さすが京都バスだ!

ホッケ山へ (正面はホッケ山)

ホッケ山山頂付近から蓬莱山を振り返る

権現山 996m

霊仙山(りょうぜんやま) 750.8m

ドン谷の下り

林道に出たところの案内板
 
コース
 出町柳駅(8:10)=(バス)=坂下(9:00//9:15)〜P964(10:30)〜
小女郎ヶ池(10:57)〜小女郎峠(11:04)〜蓬莱山(11:26/昼食/12:10)〜
小女郎峠(12:30)〜ホッケ山(12:50)〜権現山(13:10)〜アラキ峠(13:31)〜
平(14:05/14:15)=(バス)=出町柳駅(15:10)   ●約10キロ

天 候  曇り 蓬莱山山頂寒い

参加者 4名  (トレック参加者約240名)
実施日 2003.5.10