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明ヶ田尾山 高山より | ||
摂津の山 | ||
明ヶ田尾山 標高619.9m 高山〜明ヶ田尾山〜鉢伏山〜箕面公園〜箕面 |
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今までに行った山の山容を写真に撮ろうと思い立った。理由は登った山の名前や山頂の状況などは記憶にあるのだが、果して山の形はどんなのだったかは分かっていない。富士山のように有名であれば誰でも分かるのだが。また単独峰であればいいのであるが、連山の場合又難しい。近くの山からチャレンジをしようと試みた。今回試みた山は、明ヶ田尾山である。 明ヶ田尾山はそんなに遠くはないが行きにくい山の一つだ。 千里中央から阪急バス希望が丘四丁目行きに乗る。 勝尾寺の手前駅から急に山道になりかなりの高度さをバスは上がっていく。 勝尾寺からどんどん山奥に行くと北摂霊園の管理事務所前に着く。 ここから歩いてもいいが高山までは40分はかかる。 北摂霊園の中をぐるぐる回ってやっと元の管理事務所前に戻ってくる。 ここから一駅目が高山だ。 バス代は面白い。管理事務所前までは620円で、霊園の巡回場所では680円だ。 霊園を出て高山までだと610円になる。 霊園を20分ぐらい巡回、疲れ気味だが高山に着いた。 山に登る前に高山の集落を散策してみた。バスを降りると先ず目につくのが高山の棚田だ。 バス道沿いに歩いていくと高山マリアの墓の案内があるので行ってみた。 小高い丘の上にあった。 その分岐に「戸知山登山口」の表示があるので登りかけたが先の様子が見えないので止めた。 棚田に行ってみることにした。住吉神社の横から右手の斜面に出て登った。 ここから明ヶ田尾山と棚田がマッチして景色がよい。 田植えの時期になので田んぼが光ってきれいだ。 一方バス停付近に高山高札場跡(たかやまこうさつばあと)がある。 高札場とは、領主が法律などを貼り出したようなものらしい。 |
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高山マリアの墓 |
高山高札場跡 |
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明ヶ田尾山 高山より |
明ヶ田尾山 高山より |
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明ヶ田尾山 高山より |
明ヶ田尾山 高山より |
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高山の集落を散策して明ヶ田尾山に登り始める。 登山口付近に高山右近生誕の地という石碑があるとのことだったが見当たらなかった。 登山口から山に入るとかなり湿った感じの沢を上がっていく。なにか暗い感じだ。 やがて沢から離れて上り始めると明るくなってきた。 明ヶ田尾山尾根の分岐まで来ると新緑も加わって明るい山になってきた。 分岐から10分ほどで明ヶ田尾山の山頂に着く。山頂は広くてなだらかな感じだ。 標高は619.9mで三等三角点になっている。 |
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明ヶ田尾山山頂 |
明ヶ田尾山山頂にて |
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明ヶ田尾山山頂 |
明ヶ田尾山 三等三角点 |
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遠くで雷が鳴り出したので下山開始。 元の道を引き返そうかと思ったがバスの便を考えると別の道に行ったほうが良さそうである。 鉢伏山から箕面におりることにした。 尾根の分岐から南下し明ヶ田尾山と鉢伏山の鞍部まで下る。 ここから再び鉢伏山に向かって登り始める。道はそこそこ整備されている。 とんでもない道かと思っていたがそうでもない。頂上付近に来ると笹山になりその中を進む。 しかし山頂が見つからない。箕面市防災行政無線鉢伏山中継局があったのでこの辺りだろう。 豊能自然歩道に出てしまった。この上を送電線が走っているので、ここより手前に山頂がありそうだ。 笹の迷路を回ってやっと山頂に到達。明ヶ田尾山と同じようになだらかな山頂なので見つけにくい。 三角点もないので記念写真を撮って下山開始。 ここから豊能自然歩道を通って五月山までを考えていたが箕面公園で迷路になり結局箕面駅に下山した。 以前に行った生駒連山の市民対象の道、例えば「さえずりの道」「・・・の小路」などの表示になる。 するとその公園の案内を持っているとどこに通じるか理解できるが案内がないと全くわからない。 結局エキスポ'90みのお記念の森への標識の後迷ってしまった。 ○○自然歩道などの標識も同様であるが、団体や組織の都合で設置していて不親切だと思う。 いっそ表示がないのであれば、山仲間が付けた赤や黄色のテープを頼りに道をたどっていく方が安心な面もあり得る。 |
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笹漕ぎをすると鉢伏山山頂 |
鉢伏山山頂にて |
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コース 千里中央(9:25)=<阪急バス希望が丘4丁目行き>=高山(10:35) 高山(10:35/取材/11:23)〜登山口(11:29)〜尾根分岐(11:45)〜 明ヶ田尾山(11:54/昼食/12:10)〜尾根分岐(12:15)〜明ヶ田尾山鞍部(12:28)〜 鉢伏山(13:00)〜箕面公園〜阪急箕面駅(15:00) 天 候 曇り 昼頃遠くで雷 参加者 1名 実施日 2003.5.23 |