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二上山 當麻より | ||
河内の山 | ||
二上山 雄岳 標高517m 雌岳 標高474.2m 当麻寺駅〜祐泉寺〜二上山雌岳〜雄岳〜上ノ太子駅 |
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今までに行った山の山容を写真に撮ろうと思い立った。理由は登った山の名前や山頂の状況などは記憶にあるのだが、果して山の形はどんなのだったかは分かっていない。富士山のように有名であれば誰でも分かるのだが。また単独峰であればいいのであるが、連山の場合又難しい。近くの山からチャレンジをしようと試みた。今回試みた山は、二上山である。 二上山は金剛葛城の連山の一番北にあり、雄岳と雌岳の双峰である。今まで何回か登っているが振り返ってみると雌岳しか登ったことがない。山頂の日時計が強力な印象に残っており一番高いと思っていた。 当麻寺から馬の背へのコースで登った。笠堂を過ぎると登山口になり、初田川園地から祐泉寺に着く。 祐泉寺の門の脇に登山道の案内がある。門をくぐって川沿いに歩き始める。水場を過ぎ急な斜面を登りきると馬の背に着く。馬の背は広く像の背ぐらいである。ここには立派なトイレができていた。まず、雌岳に行ってみた。馬の背から100mだ。 登りきるとパッと開け雌岳の標識その奥に日時計が目に飛び込んでくる。日時計の横に三角点がある。三等三角点だ。後ろを振り返ると雄岳が頭を出している。展望はすばらしく大和平野、大阪平野そして金剛連山がきれいに見える。 しばらくして雄岳に向かう。馬の背から600mの登り道だ。しばらく上がると周りが開け振り返ると雌岳の左に金剛の連山がきれいに見える。連山は岩橋山、葛城山、金剛山と重ねるように見える。すばらしい光景だ。 雄岳の山頂には葛城二上神社がお祭りしてある。入山料(美化保存協力券)200円が要る。山頂奥に大津王子御墓東一丁の石柱があり、下に下りてみると御陵で大津王子の墓だ。初めて雄岳に登ったが何かすっきりした気持ちになれなかった。 (参考)雄岳入山の立て札 ・二百円の美化協力金が必要ですので、ご協力頂けない方の立入りは、お断りいたします。二上神社保存会 ・美化協力金 1人200円 ご協力頂けない方は、これよりは入って来ない様お願いします! ・払いたくない人は入って来ないで下さい 都合のいい判断はトラブルの原因です 馬の背まで戻りここからダイヤモンドトレールを進み、緑の鉄塔、鉄塔34に着く。ここからの二上山の眺めも定評がある。雄岳雌岳が丸くきれいだ。ダイトレ北入口に下山し、上ノ太子駅に戻った。 |
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傘堂 |
祐泉寺 |
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馬の背 |
二上山(雌岳)山頂 |
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二上山(雌岳) 三等三角点 |
二上山(雌岳)山頂にて |
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富田林方向を望む 雌岳より |
二上山(雌岳)と金剛葛城連山 雄岳登山道より |
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葛城二上神社(右側) 雄岳にて |
大津皇子墓 雄岳にて |
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二上山 當麻より |
二上山 ダイトレ鉄塔34より |
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コース 近鉄阿部野橋駅(8:54)=当麻寺駅(9:35) 当麻寺駅(9:35)〜<当麻取材>〜登山口(10:22)〜初田川園地〜祐泉寺(10:33)〜 馬の背(10:58)〜二上山雌岳(11:06/昼食/11:38)〜馬の背〜二上山雄岳〜 馬の背(11:50/12:03)〜<ダイヤモンドトレール>〜緑の鉄塔(12:28)〜鉄塔34(12:51)〜 ダイトレ北入口(13:30)〜近鉄上ノ太子駅(14:10)=阿部野橋駅 天 候 晴れ 参加者 1名 実施日 2003.6.3 |