燈明ヶ岳山頂
泉の山 燈 明 ヶ 岳  標高558m
犬鳴山〜燈明ヶ岳〜経塚権現山〜天狗岳〜大天井ヶ岳〜往復

 
今までに行った山の山容を写真に撮ろうと思い立った。理由は登った山の名前や山頂の状況などは記憶にあるのだが、果して山の形はどんなのだったかは分かっていない。富士山のように有名であれば誰でも分かるのだが。また単独峰であればいいのであるが、連山の場合又難しい。近くの山からチャレンジをしようと試みた。今回試みた山は、燈明ヶ岳である。

犬鳴山と云われ、役の行者が開いた修行の山だと思う。
周りの山は修行の山で、燈明ヶ岳はもとより経塚権現山、天狗岳、大天井ヶ岳などそのような名前に
なっている。
燈明ヶ岳は標高558mで少し上がると経塚権現山になり標高は612mだ。
下って登りなおすと天狗岳で標高558m、また下って登りなおすと大天井ヶ岳で標高は612mだ。
このように600m程度の山が修行に山になっている。
今日の主目的の山は燈明ヶ岳だ。不動尊の右奥に燈明ヶ岳への登山口がある。
登山口と云っていいのか迷うところであるが、道の要所要所に石仏があり山頂まで導いてくれる。
途中裏行場への案内があるが、草茫々で踏み後がない。踏み後のある方を行く。
赤い鳥居が見えると燈明ヶ岳の山頂に着く。鳥居の奥には石祠が祀られている。
祠の左手下には関西空港が光って見える。手前に泉州小富士山、雨山と土丸がきれいに見える。
祠の右手には高城山が見える。
この燈明ヶ岳はひとつのピークのようで数メートルの窪みを下り、登りなおすと経塚権現山に着く。
どう見ても経塚権現山の山端のピークに見える。山頂には石積みの上に祠がお祀りしてある。
また、左側には葛城第八経塚になっている。山頂を後に下ると天狗岳への分岐に出る。
天狗岳へピストンする。天狗岳には天狗岳魔王尊石像がある。背中に羽の生えた天狗さんだ。
分岐まで戻り、大天井ヶ岳に向かう。大天井ヶ岳への最後の登り道が見つからず、
どんどん下へ下りている。
この道はどうもドライブウエイに出るらしい。途中から引き返し上に上がる道を探す。
数メートル上がってみると道らしき状態になる。赤いテープマークも出てきた。
20分ほど迷い道をしたが無事大天井ヶ岳に到着。
1ヶ月前にこの山頂に立ったが帰路の道を間違えてかなり厳しい行動をしたのを思い出す。
山頂の表示を見てみると、「裏行場方面 本当にキケン!!」「行者の滝上に出る(キケン)」などの
表示がある。なぜこんな表示を見落としたのだろうか。
多分団体行動の場合、リーダーについていくだけで見ていないからだ。
今日は、先に進まず往路を戻った。先に行けば大タワから五本松、高城山方面に行ける。

犬鳴山 入口

瑞龍門

難切り不動明王

行者の滝

燈明ヶ岳 山頂

燈明ヶ岳 山頂の石祠

燈明ヶ岳 山頂にて

関空(奥) 小富士山(右) 山頂から

小富士山(左)  土丸(中) 雨山(右) 山頂から

高城山 山頂から

経塚権現山 山頂

天狗岳 山頂

木漏れ日は下草に映える

大天上ヶ岳 山頂にて
 
コース
  JR日根野駅(10:32)=<バス>=犬鳴山(10:57)〜不動尊(11:28/行者の滝/11:45)〜
  燈明ヶ岳(12:15/12:31)〜経塚権現山(12:37/12:41)〜天狗岳分岐(12:43)〜
  天狗岳(12:50/12:59)〜天狗岳分岐(13:05)〜(迷い道約20分)〜大天上ヶ岳(13:42/13:59)
  〜天狗岳分岐(14:13)〜経塚権現山(14:17)〜燈明ヶ岳(14:20)〜不動尊(14:40/15:00)〜
  犬鳴山(15:17/15:38)=<バス>=JR日根野駅(16:00)

天 候  晴れ

参加者 1名
実施日 2003.8.19