長浜方面の夜景 七合目より
主催:MRC
伊吹山 夜間登山   標高1377m
JR長岡駅=登山口〜伊吹山〜登山口=JR長浜駅

 
MRC主催の納涼例会 伊吹山夜間登山に参加した。
天気は上々で満天の星空と真っ赤なご来光を楽しみに胸は大きく膨らんだ。
JR近江長岡駅に着くと駅前は暗闇でチャーターした小型バスが1台停まっていた。
早速乗り込んで伊吹山に向かう。三宮神社前でバスから降り登山準備をする。
2班に分かれていよいよ出発だ。少し登りはじめると1ヶ月前のときとイメージが違う。
ヘッドランプを照らしてみるとがけ崩れで登山道が押し潰されていた。
応急の道がつくられていたがぬかるんで泥んこだ。
道は森林の中なので真っ暗、ヘッドランプだけを頼りに登る。
一合目で小休止、二合目へと進む。三合目の手前まで来ると長浜方面の夜景がきれいに見える。
あまりきれいなのでしばらく夜景を楽しむ。
折しも火星が地球に最接近しているとあって大きく明るく輝いて見える。
三合目を過ぎ伊吹高原ホテル前で時間調整も含め大休止。
ホテルの前は夜間登山シーズンも終わりのようで静かだ。
シーズン中は何組ものパーティーが滞在していてにぎやかなのだが。
日付も変わり山頂を目指して登り始める。五合目で小休止。
七合目近くまで来ると夜景がきれいに見える。座り込んでの休憩だ。
夜景を楽しんだり空の星を見上げたり眠気はどこかへ行ってしまったようだ。
八合目を過ぎ九合目までは道も険しくなり足元に注意しながら上がる。
2時15分伊吹山山頂に到着。一番手前の小屋で明日のご来光を楽しみに仮眠をとる。
5時ごろ小屋を出てみると辺り一面、ガスで、全く見通しがきかない。
5時30分ごろまで待機するがガスはひく気配がない。
小屋に戻るとこんな日は午前中はだめだろうとのことだ。下山支度をして早々に退散することにした。
お花畑を一回りして九合目に降りる。
お花の時期は終わりかけで、ミヤマアザミ、エゾフウロ、カワラナデシコ、シシウド、イブキトラノオ、
メタカラコウ、ヤマホタルブクロ、ルリトラノオ、クガイソウ、オオバギボシ、クサフジなどで
シモツケソウ最後の輝きをしていた。
五合目ぐらいから夏の太陽がさしてきた。四合目までくるとせみがうるさく鳴き始めた。
一合目を過ぎるとせみの声も、ミンミンゼミ、アブラゼミそしてヒグラシまで一斉に鳴いている。
やはり異常気象のようだ。夜間登山は無事三宮神社に戻り終了した。
近江長浜への帰路バスの車窓から伊吹山がきれいに見えた。思わず窓からシャッターを押した。

三合目手前にて

伊吹高原ホテル前にて

七合目手前にて

七合目にて休憩

九合目手前にて

伊吹山 山頂

2班の下山 五合目にて

伊吹山 近江長浜へのバス車窓より
 
コース
 JR近江長岡駅([8/22] 21:46)=<貸切バス>=
伊吹山登山口・三宮神社(21:58/22:16)〜一合目(22:46/22:54)〜
二合目(23:14)〜三号目(23:45)〜伊吹高原ホテル(23:55/[8/23] 0:12)〜
四合目(0:22)〜五合目(0:34)〜六合目(0:59)〜七合目(1:20)〜八合目(1:48)〜
九合目(2:06)〜伊吹山(2:15/仮眠・休憩・散策・朝食等/6:40)〜九合目(6:55)〜
八合目(7:12)〜七合目(7:30)〜五合目(8:00/8:14)〜四合目(8:23)〜
伊吹高原ホテル(8:35/8:51)〜二合目(9:09)〜一合目(9:25/9:34)〜
三宮神社(10:00/10:30)伊吹山登山口=<バス>=JR近江長浜駅(11:10)

天 候  8/22 晴れ 8/23 午前曇り、山頂濃霧 午後晴れ

参加者 19名
実施日 2003.8.22-8.23