倶留尊山 山頂にて |
友歩会定例会 |
倶 留 尊 山 標高1037.6m 中太郎生〜池ノ平〜亀山峠〜日本ボソ〜倶留尊山〜亀山峠〜お亀池〜曽爾高原 |
具留尊山は室生火山群の主峰で、南北にのびる尾根の稜線が三重・奈良の県境となっており、三重側は断崖で、奈良側はなだらかだ。ススキに覆われた奈良側は美しい景色が望める。具留尊山は伊賀富士とも言われている。名張駅9時50分発のバスで中太郎生に向かう。バスは臨時と合わせて2台満席だ。かなり細い道をバスは対向待ちしながら進み、やがて中太郎生に到着。 中太郎生で登山準備をして出発。約1時間平坦な舗装道路を歩く。途中池ノ平では農家で取れた農産物を道端で売っている。ここから倶留尊山の眺めがいい。こちらから見ると断崖絶壁になっている様子がよく見える。裏側がなだらかになっているとのことだ。くろそ山荘を過ぎると登山口に着く。ここから樹林帯に入り急な登りになる。30分も登ると樹林帯から抜け曽爾高原が眼前に展開される。すばらしい眺めを提供してくれる。亀山峠だ。ここから左に行けば古光山方面に行ける。今日は具留尊山なので右にあがる。途中の広場で昼食にした。ススキの山と樹林帯の山が尾根伝いに分かれており、モヒカン刈りのようになっていて面白い。 昼食後、登山組と曽爾高原散歩組に分かれて行動した。10数分で日本ボソに到着。ここで入山料500円を払って先に進む。目の前に倶留尊山が紅葉してきれいに見える。日本ボソから一旦コルまで下る。かなり急なくだりだ。 同じように急な登りを登り返すと倶留尊山山頂に到着。山頂は三等三角点で標高は1037.6mでかなり広く、展望がすばらしい。しばらく山頂の景色を楽しんだ後、亀山峠まで引き返す。曽爾高原のススキは盛りが過ぎた後で、銀世界は望めなかった。1人曽爾高原のススキと夕日の写真を撮るべく残ったが、近くて交通の便がよければぜひ残っていたい。途中電車の中から夕日を見て益々未練が残った。でも天候に恵まれすばらしい景色が見れてよかった。 |
コース 名張駅(9:50)=<奥津駅前行>=中太郎生(10:40) 中太郎生(10:50)〜池ノ平〜くろそ山荘(11:43)〜登山口・P632(11:45)〜 亀山峠(12:10/昼食/12:50)〜日本ポソ(13:00)〜倶留尊山(13:25/13:40)〜 亀山峠(14:25)〜お亀池〜曽爾高原(14:46/15:17) =名張駅(16:07/16:13)=鶴橋駅 天 候 晴れ 参加者 10名 実施日 2003.10.25 |