笠形山 山頂にて |
友歩会 定例会 |
笠 形 山 (播磨富士) 標高939.4m |
台風16号が迫っている中決行が危ぶまれたが、霧雨の大阪を出て姫路に着く頃には晴れのいい天気になってきた。 大阪から新快速で姫路へ、播但線に乗り換え福崎に着いた。乗客が多かったので急いで下車し、タクシー乗り場に直行した。タクシーは4台ほど待機していたが3台に分乗して、笠形神社の大鳥居へ向かった。 大鳥居前で出発準備をして歩き始める。林道を少し歩いて右手に入り笠形寺に着く。ここから杉林の中参道を進む、数ヶ所林道を横切って行くと休み堂になり、ここから林道を歩く。林道の行き止まりから右手に入って急坂を登りきると笠形神社の大杉が見え始め笠形神社に着く。神社横の姫路城心柱跡の説明板の前の杉林の中へと進む。杉林の中を登りきると展望が開けてすすきが目に付く。 このあたりから木の階段を上がることになる。数えてはいないが数百段はあるだろう。階段の登りに息を切らしながら登りきると、笠の丸に着く。笠の丸には屋根なる休憩所があり景色もそこそこだ。雑木の間から笠形山の山頂が見える。一旦鞍部に下り登りかえすと山頂に着く。 2001年には、笠の丸でバケツをひっくりかえしたような雨に会い引き換えしたが、今回はいい天気で山頂に立てた。山頂には屋根つきの休憩所やベンチがある。 山頂は、標高939.4mで一等三角点になっている。展望は360度ですばらしいはずだが、少し霞んでいてクリヤーではなかったのが残念だった。それでも千ヶ峰や段ヶ峰の山容を見ることができた。山名は京都の愛宕山から眺めると笠をおいたように見えるところから笠形山と言われるようになったらしい。今は公害列島と言われるくらい空気が澱んで多分相当な好条件でも見えないのではないだろうか。また、笠形山は別名「播磨富士」とも呼ばれている。今回登った登山口からは全くそうは見えないが、北西側の根字野集落から眺めると富士山に見えるそうだ。この時期になると、トンボがよく見られるが、山頂ではアゲハチョウが群れを成して乱舞していた。 午後は笠の丸まで引き返し、鹿ガ原からほうらい岩を経て仙人滝から登山口に下山した。ほうらい岩は展望台になっていて麓を眺めるのもいいところだ。ここからまくように進むと、仙人滝に出る。かなりの高さがあるので水量が多ければすごい滝になるだろう。沢を下りきると林道に出る。しかしこの林道は荒れていて歩くのは骨が折れる。集落に近づくと道もよくなり、やがて瀬加のバス停に着く。ここからバスはもうないので3kmほど歩いて笠形温泉へ。 笠形温泉せせらぎの湯につかってゆったりと疲れを癒した。入浴の後タクシーで福崎へそしてJRで大阪までで帰った。 |
コース JR大阪駅=福崎駅(9:40/9:45)=<タクシー>=笠形寺(10:05/10:20)〜 笠形神社(11:05/11:10)〜笠の丸(11:45)〜笠形山(12:15/昼食/13:00)〜笠の丸(13:17)〜 鹿ガ原〜ほうらい岩(13:50)〜仙人滝(14:14)〜登山口・瀬加(15:15)〜 笠形温泉せせらぎの湯(15:40/入浴/17:10)=<タクシー>=福崎駅(18:00/17:35)= 姫路=JR大阪駅 地 図 栗賀町 天 候 晴れ 参加者 11名 実施日 2004.08.28 |