段ヶ峰 山頂
MRC主催
段 ヶ 峰 標高1103.4m
 
 MRC主催の段ヶ峰(だるがみね)登山に参加した。山の名前は「だるがみね」と呼ぶそうだ。しかし最近地元では「だんがみね」と呼ぶほうが多いとか言われている。

 大阪梅田を7時半に出発し、中国自動車道、播但連絡道を経て兵庫県朝来郡生野町の生野高原登山口に到着。

 この生野高原登山口は生野高原カントリークラブの道をかなり登ったところ(標高560m)にあり、
トイレ・駐車場など整備されている。準備体操をして出発した。いきなりの急登で登山が始まる。
この急登は達磨ヶ峰の肩付近まで約1時間半続く。樹林帯でないので時々振返ると足元のゴルフ場や遠くの景色が見えるので一息つくことができる。

 達磨ノ峰の肩辺りから千ヶ峰や遠くに笠形山などを望むことができる。登りきったピークが達磨ヶ峰の山頂だ。山頂は標高912.7mで三等三角点になっている。このあたりから段ヶ峰を見ると手前右のフトウガ峰を合わせて広大な高原になっている。峰というより高原という感じでピークがはっきりしない、山名もそんな中から付いたのではないだろうか。下って登り返すとP915に着く。また最低のコルまで下る。途中、杉の植林を過ぎるときさわやかな森林浴を楽しめた。

 最低のコルからフトウガ峰まで30分の登りが続く。フトウガ峰山頂は下から見たときと同じで広々していて標識がなければ山頂は分からない。山頂付近にはかなり大きい岩なども点在していて面白い光景を造っている。ここで昼食、広々した山頂での弁当も中々いい。午後はこのフトウガ峰から段ヶ峰への高原状の尾根道を楽しく歩いた。

 段ヶ峰の山頂には松ノ木が植わっているがその手前に三角点がある。三角点は二等三角点で標高1103.4mにある。三角点から見る段ヶ峰の山頂は小さなおわんを伏せたようで高原にできたこぶのようにみえる。山頂には山頂の標識と「段ヶ峰+山頂」の8センチほどの金属標が設置されていた。山頂からの眺めは360度で実にすばらしい。西の正面に見える千町ヶ峰は段ヶ峰と違ってピークがある山だ。登ってきた達磨ヶ峰からフトウガ峰そして段ヶ峰へとつながる広大な風景にゆったりとしたときの流れを感じた。そんなことで北側に1032mの笠杉山があるが見過ごしてしまった。

 山頂でひと時楽しんだ後下山にかかった。南側に少し下ったところで振返ると、段ヶ峰山頂付近は日本庭園を思わせる。松が熊笹の中に点在し美しい景色をかもし出している。この光景をお土産に少し急な斜面を数ヶ所下ると三町峠に着く。

 林道脇の紅葉を楽しみながら延々と林道を下る。約1時間半歩いたところでバスが待機していた。
早速バスに乗って温泉に出かけた。温泉は黒川温泉で生野渓谷の黒川ダムの直下にある。

 温泉は炭酸水素イオンを含み、つるつるの美人の湯だ。温泉にゆったりつかって疲れを癒した。寒くも暑くもなくいい天気の中すばらしいハイキングができ感謝でいっぱいだ。幹事さんありがとう。

生野高原登山口を出発

達磨ノ峰の肩から望む千ヶ峰と微かに見える笠形山(右奥)

達磨ヶ峰への登り

達磨ヶ峰 山頂にて

達磨ヶ峰 三等三角点(標高912.7m)

段ヶ峰・フトウガ峰・P915(左から) 達磨ヶ峰から

フトウガ峰への最後の登り

フトウガ峰山頂

段ヶ峰 フトウガ峰より

段ヶ峰(左端ピーク)はもうすぐだ

段ヶ峰 三角点にて

段ヶ峰 二等三角点(標高1103.4m)

段ヶ峰山頂 段ヶ峰三角点ピークより

千町ヶ峰 段ヶ峰より

フトウガ峰から段ヶ峰への山並 段ヶ峰より

フトウガ峰・P915・達磨ヶ峰(左から) 段ヶ峰より

紅葉 千町峠付近にて

黒川温泉
 
コース
  梅田(7:25)=<貸切バス>=生野高原登山口駐車場(9:40/9:50)〜達磨ヶ峰の肩(10:23)
  〜達磨ヶ峰(10:51)〜P915(11:07)〜最低のコル(11:39)〜フトウガ峰(12:08/昼食/12:40)
  〜段ヶ峰(13:18/13:30)〜千町峠(13:52)〜倉谷橋(14:57)〜栃原集落分岐(15:30/13:36)
  =<貸切バス>=黒川温泉(16:30/入浴/17:15)=梅田(20:15) 

地 図  神子畑 但馬新井
天 候  晴れ 
参加者 25名 
実施日 2004.11.06