|
大尾山 二等三角点 |
三角点探訪 |
大 尾 山 標高681.4m |
|
京都大原に二等三角点の大尾山があり機会を見て登ろうと思っていたが今日登ってみた。
大尾山(だいびやま)は別名、童髯山(どうぜんやま)とも云われている。
大原三千院を挟んで川があり向って右は呂川(りょせん)、左は律川(りつせん)と云われている。
京都バスの大原バス停で降り呂川に沿ってみやげ物屋を眺めながら三千院に向う。
三千院から来迎院の案内に従って爪先上がりの道を登って行く。やがて来迎院の大きな看板があり、
山門をくぐり参拝せず直進する。しばらく行くと大尾山登山口の標識が出てくる。
上から二人連れおばさんに「もう少しよ頑張って」といわれた。滝まで行ってきたようだ。
登山道と滝の分岐の標識があり右手に滝が見える。音無の滝で川は呂川から律川に変わっている。
音無の滝でゆったりした後、分岐の戻って登山にかかる。
分岐からいきなり険しい山道になり滝の上に出る。ここから何度も渡渉しながら沢登りが始まる。
分岐から山頂まで45分と書いてあったがもっとかかりそうだ。
沢のため道がないので踏み跡とマークを頼りに登る。
沢には倒木がいっぱいで乗り越えたり潜ったりでなかなか進まない一方くもの巣に掛かって大変だ。
登山口にあった立派な登山口の標識とは全く似合わないコースだ。
やっと沢を離れて尾根への急坂になる。胸突き八丁の登りが15分ほど続き、山頂に到着する。
標識では45分だったが55分ほどかかった。マークと踏み跡を探しながら一進一退なので普通だろうか。
山頂は縦走路になっていて琵琶湖の方が少し開けているだけでそんなに展望はよくない。
二等三角点があり標高は682.2mだ。午後は比叡山方向に縦走路を歩く。
ピーク以外の尾根には林道ができていて、縦走は山に入ったり林道に出たりでつや消しの感じがする。
林道をかなり歩いたところで山に入りピークまで上がると標高670mの小野山山頂に着く。
先に行くと正面に水井山が大きく見えてくる。やがて熊笹が腰辺りまでになり足元に注意しながら進む。
仰木峠に到着。計画では先の水井山、横高山から登山口へと計画していたが、夕方からの予定もあり、
ここから大原に下山した。大原の野村別れ辺りから見る大原の西山は美しい。
写真は午後のため逆光になりうまく撮れなかった。どうもこの辺りがビューポイントのようだ。
今回の大尾山は京都大原里づくり協会の方が頑張っておられるようだが、道がかなり荒れているので
初心者の方にはお勧めできないコースだ。
登山道が整備できれば滝あり、沢あり、急登あり、尾根歩きありですばらしいコースになりそうだ。 |
大尾山 大原より |
三千院山門 |
来迎院山門 |
大尾山登山口 |
律川上流の「音無の滝」 |
律川を遡行 倒木が激しく微かな踏み跡を辿る |
古い梯子も倒木の下に |
尾根道への取付 山頂まで約20分急登が続く |
大尾山 二等三角点 |
大尾山山頂にて |
大尾山山頂より琵琶湖を望む |
小野山山頂 大尾山と仰木峠の間の山 |
小野山から望む水井山 |
仰木峠 |
大原の西山 左から金毘羅山、翠黛山、焼杉山 野村別れファミリーマートにて |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
コース
京阪三条駅(10:16)=[京都バス]=大原バス停(11:00)〜三千院(11:17)〜
来迎院(11:26)〜音無の滝(11:35/11:49)〜尾根への取付(12:26)〜
大尾山(12:43/昼食/13:04)〜小野山(13:45)〜仰木峠(14:07)〜
野村別れバス停(15:59/16:03)=[京都バス]=四条河原町 ●約9km
地 図 大原
天 候 晴れ
参加者 1名
実施日 2005.07.20 |