羅臼岳 山頂にて |
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日本百名山 | |
友歩会 特別例会 | |
羅 臼 岳 標高1661m | |
友歩会夏の特別例会、第2日目は羅臼岳登山だ。 ホテルの朝食が6時半なので7時にホテルを出発した。登山口のある岩尾別温泉地の涯に到着すると駐車場は一杯でかなり下の方まで道路脇に駐車している。駐車後地の涯ホテルの右を登ると木下小屋に着く。ここが羅臼岳への登山口になっている。 登山届、準備体操など出発準備を済ませ、ゆっくりと登り始める。樹林帯をしばらく歩くと登りも急になりオホーツク展望台に着く。展望台からは曇っていてオホーツク海は見えないが、羅臼岳の山頂が見える。途中にヒグマ出没注意の立札があったが、そこから650m岩峰までの間蟻の巣が登山道上に集中してあり、頻繁に熊が食べに来るとのことだった。オホーツク展望台も岩が蟻に占領されていて落着いて景色も見れないくらいだ。ここから50分ほどで弥三吉水の水場に着く。休憩をとった後しばらく登ると極楽平の下に着く。ここから羅臼岳の山頂付近を見ることができ期待が膨らんでくる。極楽平の木々は大きく変形していて自然の厳しさのなかたくましく生き抜いて感動ものだ。仙人坂、銀冷水を過ぎ、大沢に着く。一面お花畑でエゾツツジやチングルマの実など咲き誇っている。やがて羅臼平に到着した。羅臼平の南にはこれから登る羅臼岳がそびえ、北には知床連山が見える。羅臼平のハイマツを抜けると岩清水に着く。岩から滴り落ちる水でとても冷たくておいしい。岩清水で元気が出たところで最後の登りにかかる。岩もたくさんあり三点支持で上がる。 山頂近くになるころガスが出てきて視界が悪くなってきた。残念ながら山頂はガスの中になってしまった。山頂岩陰で弁当を食べガスの回復を待ったが結局晴れる見通しがないので下山しかなさそうだ。羅臼岳は標高1661mで5mほど離れたところに三角点がある。金属製の三角点標で二等三角点になっていて標高は1660.15mだ。あきらめて下山開始、岩場を注意しながら下る。岩清水周辺ではお花畑がきれいで、チングルマの群生は綺麗だった。ハイマツの羅臼平を横切り、大沢を下る。この辺りでもお花畑や雪渓で楽しんで下る。 登山口近くまで来て通り雨が降ってきた。下山してしばらくで雨はやんだ。結論から言えば朝の出発が少し遅すぎた結果だ。1時間ほど早く行動していたら羅臼岳からの展望も適えられたのではと、少し残念だった。 |
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羅臼岳登山口(木下小屋) |
登り始めると「注意!!ヒグマ出没多発区間」の立札 |
オホーツク展望台から望む羅臼岳 |
弥三吉水 |
極楽平(下)から望む羅臼岳 |
極楽平の木々 |
極楽平(上)辺りから望む羅臼岳 |
大沢 雪渓の横を登る |
エゾツツジ |
チングルマ(実) |
エゾツツジの群生 |
イワギキョウ |
羅臼平と羅臼岳 |
岩清水 |
岩清水から望む羅臼平と知床連山 |
山頂まで岩場を登る |
羅臼岳が頭上に迫る |
チングルマが一面に咲き乱れている |
もう少しだ頑張って! |
山頂近くから望む知床連山 |
頭上が山頂だ |
山頂直下から山頂を見る |
羅臼岳山頂まであと一歩 |
羅臼岳山頂 |
羅臼岳 三角点 |
羅臼岳 二等三角点(標高1660.15m) |
山頂から岩場を下る |
キリンソウ |
イワブクロ |
ウコンウツギ |
大沢雪渓にて |
大沢雪渓にて |
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コース ホテル知床(7:00)=岩尾別温泉(7:45)〜登山口・木下小屋(7:53/8:00)〜 オホーツク展望台(8:42)〜650m岩峰(9:10)〜弥三吉水(9:31)〜極楽平・下(9:50)〜 極楽平・上(10:00)〜仙人坂(10:15)〜銀冷水(10:35)〜大沢入口(10:58)〜羅臼平(11:36)〜 岩清水(12:04)〜羅臼岳(12:45/昼食/13:16)〜岩清水(13:55)〜羅臼平(14:09)〜 大沢入口(14:46)〜仙人坂(15:15)〜極楽平・上(15:26)〜極楽平・下(15:35)〜 弥三吉水(15:42)〜650m岩峰(16:00)〜オホーツク展望台(16:19)〜 登山口・木下小屋(17:00)〜岩尾別温泉(17:10)=ホテル知床(17:40) ホテル知床(泊) 天 候 曇り 参加者 8名 実施日 2005.08.07 |