百里ヶ岳 山頂
京都バス三角点トレック
百里ヶ岳 標高931.3m
 
 京都バス主催の三角点トレック第6回目は百里ヶ岳コースだ。1回目の先週は曇っていて展望がだめだったらしい、今日は京都市内はきれいに晴れている。大いに期待して出発した。しかしいつものことながら花背峠を過ぎると怪しくなってきた。途中朽木新本陣でトイレ休憩をして小入谷越(オニュウタニコエ)に向かう。道幅は次第に細くなりバス幅ぐらいの道を奥へ奥へと進む。やがて小入谷越の峠に到着した。

 ここでバスを降り百里新道登山口から登り始める。いきなり急な坂道からのスタートで15分ほどで尾根道にでる。しばらくゆるい傾斜の登りが断続的に続き、また急な登りになる。少し下って登り返しまた下るとヤセ尾根に着く。

 ヤセ尾根から百里ヶ岳の山容を見ることができる。残念ながらガスっていて周りの景色は望めない。天気がよければ比良連山、琵琶湖が見えるそうだ。しばらく行くとシチクレ峠に到着する。見張りの蜂がやってきた。峠で休憩中のハイカーにつきまとって離れない。もし刺激を与えたら軍隊の蜂が襲ってくるかもしれない。怖いながらも知らん顔をするが心は穏やかでない。

 しばらくして急な坂を登りつめると尾根に出る。滋賀県と福井県の県境尾根だ。ここからこの尾根を北に進み百里ヶ岳に向かう。少し下って小ピークに登りかえすが急坂でダメージが大きいようだ。
また少し下って本峰の百里ヶ岳に登りかえす。手前の小ピークの木々の間から見えていたがかなり急だ。

 山頂に到着、山頂は広く数百人がお弁当を食べるだけの広場はありそうだ。雑木が頂上の周りに茂ってきて展望はあまりよくない。奥のほうに一等三角点があり標高は931.3mだ。昼食後下山にかかる。

 上ってきた急坂を下るのにかなり苦戦しているようだ。県境尾根出合まで戻りここから根来坂峠へと尾根道を下る。

 根来坂峠にはお地蔵さんがお祀りしてあり、峠の雰囲気が出ている。ここから斜面の道を巻くように降りる。いったん林道に出るがまた山道に入り下る。途中開けたところで後ろを振り替えると、百里ヶ岳の方向はガスがかかり始めていた。

 林道に出て鯖街道を下る予定だったが、先週の台風の影響で川の水量が増え渡渉が困難とのことだ。遠回りして林道を下る。小入谷橋をすぎ、道の駅ルネッサンスに到着、ゴールイン。

 早速1番バスで出町柳へ。京都に着くころ局地的と思われる集中豪雨、バケツをひっくり返したようだ。百里ヶ岳山頂付近の急坂でこんな雨にあったら大変なことになっていただろう。結果、雨にも濡れず無事下山。世話役の京都バススタッフの皆さんお疲れ様でした。

百里新道 登山口(小入谷越)

登山口から急な登りになる

また急な登りになる

百里ヶ岳 ヤセ尾根から

百里ヶ岳 ヤセ尾根から

シチクレ峠

県境尾根出合

若狭小浜の海が見える 尾根道より

雲洞谷山、蛇谷ヶ峰 尾根道より

百里ヶ岳 山頂にて

百里ヶ岳 一等三角点

百里ヶ岳 山頂

根来坂峠

焼尾地蔵

ルネッサンスへ下山
 
コース
  出町柳駅(8:30)=【京都バス】=小入谷越(10:25)〜シチクレ峠(11:58)〜
  県境尾根出合(12:13)〜百里ヶ岳(12:44/昼/13:30)〜県境尾根出合(14:02)〜
  根来坂峠(14:23)〜焼尾地蔵(14:50)〜小入谷橋〜ルネッサンス(15:37/15:40)
  =【京都バス】=出町柳駅(17:30)  ● 歩行 約10km 

地 図  古屋 
天 候  9/3 曇り   9/10 曇り 
参加者  9/3 1名 トレック参加者 推定260名 9/10 1名 トレック参加者 推定150名 
実施日 2005.09.10