水尾ゆずの里 まるげんにて |
友歩会 定例会 |
愛 宕 山 標高924m |
友歩会12月度の定例会(納会)を開催した。天気予報では当日の空模様が危ぶまれていたが前日の予報で雨は回避できそうになった。日頃の精進がいいのか良い天気になった。しかし嵐山から見る愛宕山山頂は雨雲で隠れていた。 12月に入って早速寒い日の始まりだが鳥居を過ぎてお助け水あたりまで来ると汗が出てきた。小春日和の良い天気になってきた。「小春」とは旧暦の10月のことで11月5日から12月3日をいうそうだ。「小春日和」とは、日中晴れで気温が高く風がない11月の天気のこと。今日が使い納めの日にうってつけだ。紅葉も最後の輝きを精一杯発揮している感じで参道の木々の向こうに輝いて見える。三合目、五合目と過ぎ七合目の展望台から紅葉の錦の向こうに京都市街がきれいに見える。やがて水尾別れを過ぎ杉の巨木の参道を上がる。ここまでくるとさすが真冬のいでたちに変わる。半袖姿では凍えそうで防寒着を着ける。参拝を終え下ってくる人の話だと霧氷がきれいだとのことだ。山頂近くになるころ視界がなくなり雹が降り始めた。小春日和と対照的で大自然がなす姿なんだろう。 愛宕神社石段脇の杉の木は霧氷のなごりが残っていた。先に登った人がきれいだったと言っていたが本当だ。気温は零度だったので早朝は氷点下だったのだろう。神社に参拝して1年のお礼とこれからの安全を祈願した。下山は水尾別れから水尾に下った。途中木々の間から牛松山がきれいに見えていて印象に残った。 水尾の集落に着くとさすがゆずが鈴なりになっていて豊作のようだ。保津峡の方角を見ると一週前に行った山上ヶ峰が愛宕の山裾に見えていた。まるげんさんに到着、ゆず風呂に入り、2005年度の納会を行いしばらくの団欒を行った。 本年は今日までで30回の山登り、ハイキング、お花見会などを行い、217名の参加者だった。友歩会の行事も本日で399回となり、次回の年忘れ例会で400回になる。1988年、やっさん、しまやん、はぎさんらが山登り会をつくって、実に18年の輝かしい歴史になってきた。 2006年も年齢に負けず元気で多くの山に登りたいと思う。皆さんありがとうございました。 |
参考 清滝のバス停で、バス停の北側にきれいな山が見えていた。この山は高雄山と思ったが、高雄山手前のピーク473mだ。高雄山は嵐山・高雄パークウエイのある山に隠れて見えない。 |
コース 京福嵐山駅前(8:19)=[京都バス]=清滝(8:30/8:35)〜参道鳥居(9:45)〜お助け水(8:51)〜 一合目(9:00)〜二合目(9:12)〜三合目(9:25)〜五合目(9:48)〜七合目(10:12)〜 水尾別れ(10:24)〜愛宕神社・愛宕山山頂(10:58)〜水尾別れ(11:40)〜 水尾・まるげん(12:24/入浴・納会/16:30)=[送迎バス]=JR保津峡=JR京都駅 地 図 京都西北部 天 候 曇り 山頂で時々雹 参加者 14名 実施日 2005.12.03 |