納会を終えて 水尾まるげんにて |
友歩会 定例会 |
愛宕山 標高924m 納会 |
友歩会12月定例会は恒例の愛宕山登山参拝、水尾の柚子風呂に浸かり、鍋を囲んで納会を行った。例年より少し集合を1時間早くしたため、各々家を日の出頃の出発になったと思われる。 京都バス清滝バス停に集合、紅葉の道を鳥居に向かって歩き始めたが落葉が始まっていた。二の鳥居前で10月末に愛宕山に登り大杉谷を下ったとされ、消息を絶った主人を探す奥さんがおられた。何か手がかりの情報を寄せてほしいと来る人来る人にあたられていた。お助け水から登ったところで衣服調整したが暖かい登山日になった。 愛宕山への案内板をよみながら登った。愛宕山は一の鳥居から神社まで五十丁あるそうだ。一丁毎に標石やお地蔵さんがお祀りしてる。一の鳥居はバスで潜ってきたトンネルの前の平野屋前だ。二の鳥居で十二丁になる。「伊勢へ七度 熊野へ三度 愛宕さんへは月参り」という古歌があるそうだ。十七丁に焼け焦げた大杉が、十八丁は壺割坂だそうだ。説明によると、昔、宇治のお茶を山頂に貯蔵して、江戸幕府(将軍)に献上していたそうだ。あるとき、この坂でお茶壷を割ってしまったことから茶壷坂だと。二十丁目、「大きく深呼吸してゆっくりマイペースで登りましょう」とある。二十五丁、茶屋跡がある。中間点で「なかや」と言う茶屋兼宿屋があったとのことだ。三十丁あたりで大杉明神が祀られていてここから平坦な道になる。三十五丁あたりで七合目の休憩小屋があり京都市街を展望できる。見晴らしがよく茶屋があり「カワラケ投げ」など行われていたようだ。少し上がると水尾山陵参道に出る。水尾の別れだ。ここから参道も広くなり神社の境内に入り気が張ってくる。やがて黒門に着く。五十丁愛宕さんに到着だ。 早速参拝、先週より暖かいがやはり寒い、気温は3.5度をさしていた。薪ストーブで暖をとる。下山は水尾へと下った。柚子の里水尾、まるげんさんで柚子風呂を頂き、友歩会の納会を行った。 本年は今日まで26回の山登り、行事を行った。参加者は延221名を数えた。多くの方のご参加頂き有難うございました。また事故もなく安全な山登りができたこと良かったと思います。 来年度も安全で楽しい山登り、ハイキング、パーティーができるよう期待します。有難うございました。 |
コース 清滝BS(8:50)〜四合目(9:30)〜五合目(9:50)〜七合目(10:10)〜水尾別れ(10:20)〜 愛宕山・愛宕神社(11:00/参拝/11:10)〜水尾の別れ〜水尾(12:30/納会/15:30)= JR保津峡駅 地 図 京都西北部 天 候 晴れ後曇り 参加者 19名 実施日 2006.12.02 |