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友歩会 定例会 | |
比 叡 山 標高848.3m | |
友歩会2007年1月定例会は比叡山に登った。当初雪中登山を想定していたが全く外れ小春日和の登山になった。叡電修学院駅から音羽川沿いに歩き始める。きらら橋で登山準備をして早速急な坂を登り始める。きらら坂は千日回峰で知られ百日間この坂を往復するのだそうです。 修学院のフェンス沿いにV字に削られたきらら坂は時代の流れを感じさせてくれる。修学院のフェンスが終わる頃から緩やかな登りになり、ほどなく水飲対陣之跡石碑に到着する。この石碑からほんの少し上に切り開かれた場所があり京都市街が展望できる。ここから比較的緩やかな登りが続く。千種忠顕碑辺りから急登になりやがてケーブルの駅が見えてくる。ケーブルは3月中旬まで点検整備で運休していて駅付近はなんとなく静かだ。 広場で昼食を予定していたが時間も少し早いので大比叡まで行くことにした。旧スキー場へ、ここからスロープ上のアンテナや円筒形の展望台を目指して登る。ガーデンミュージアム比叡は冬季休園中、ゲート前で展望台辺りが四明岳の山頂だろう。フェンス沿いの道を巻いて進むと広い駐車場に出る。駐車場から振り返ると展望台のある四明岳標高838m、そして先には今から行く大比叡が見える。さらに北側に水井山、横高山が美しく見え、雪を頂いた蓬莱山をはじめ比良連山が浮かんで見える。駐車場から少しで大比叡山頂に到着。大比叡は標高848.3mで一等三角点になっている。大比叡の山頂部分の大半は水槽建設で削られたようでほんの少し残っている感じだ。山頂は樹木で展望は望めない。水槽脇の日当たりで昼食にした。当初計画では下の広い道を雪と戯れながら根本中堂まで行き、往路を引き返す予定だった。予定を変更して四明岳、大比叡そして根本中堂へそして下山は往路ではなく坂本に下ることにした。 大比叡からちょっぴりきつい坂を下ると阿弥陀堂に着く。大講堂から根本中堂へお参り。比叡山は最澄が開いた天台宗の本山。雪があれば朱色と白で美しい景色をかもしだすのだが残念だ。坂本ケーブル乗場前からの展望はすばらしい。大津市街から琵琶湖の景色は輝いて見えた。 ケーブルに乗らず無動寺から坂本へ下る。無動寺までは参道が整備されていて観光客もちらほらだ。坂本まで山道になり、山を巻くような感じでかなり長距離を歩く。JR比叡山坂本駅から京都へと戻った。久々に約12kmと長距離の登山になった。反省会は例の如くにぎやかにゆかいだった。 |
コース 叡電出町柳(9:15)=[叡山電車]=修学院駅(9:25)〜きらら橋(9:46/9:55)〜<雲母坂>〜 水飲対陣之跡石碑(10:33)〜ケーブル比叡駅(11:21)〜志明岳(11:51)〜駐車場(11:58)〜 大比叡(12:07/昼食/13:10)〜根本中堂(13:42)〜ケーブル乗場(14:03)〜無動寺(14:19)〜 京阪坂本駅前(16:02)〜JR比叡山坂本駅(16:13/16:33)=京都駅(16:50) ●約12km 約6時間 天 候 曇り時々晴れ 参加者 9名 実施日 2007.01.27 |