楊柳山 山頂にて 高野山1dayチケット |
友歩会 定例会 |
高野三山 摩尼山 標高1004m 楊柳山 標高1008.5m 転軸山 標高915m |
友歩会2007年5月定例会は弘法大師・空海ゆかりの高野三山に登った。 高野三山は高野山奥の院の背後にあり摩尼山(まにさん)・楊柳山(ようりゅうざん)・転軸山(てんじくさん)だ。関西私鉄から高野山1dayチケットを発売していたのでそれを利用して行った。 南海なんば駅を8時23分発の急行で橋本駅へ、2両連結の普通電車に乗換し極楽橋に10時過ぎ到着。橋本駅の標高は100メートルほどで、極楽橋駅は540メートルぐらい、電車は標高差440メートルを走る。高野下駅辺りから急勾配になり不動谷川に沿ってキーキーきしみ音をたてあえぎながら登っている感じだ。極楽橋駅からケーブルカーに乗換、一気に高野山駅約870メートルまで上がる。南海りんかんバスに乗り換え終点の奥の院前に10時40分到着した。奥の院の参道を北へ進み、右手の車道を行く。ほんの少しで右の林道に入る。さらに進むと左に山道のある分岐に来る。ここから本格的な山登りだ。大きな標識がないのでここまで注意を払って来ないと行き過ぎてしまいそうだ。小さな木橋を渡ると山に入っていく。新緑の道は高野山という名も加わって清々しく、心洗われる感じがした。急な坂を登りきると踊り場に出る、そこは摩尼峠だ。ここからまた急な登り道が続く。木の階段道になり登りつめる。摩尼山山頂に11時半到着。山頂には祠があり、標高は1004mで展望は望めない。ここまでおよそ200メートル登ってきた。小休止して次の楊柳山へ向かう。しばらく下ると楊柳山が木々の合間に見えるが写真に撮れるほどではない。尾根道をどんどん下ると黒河峠に着く。約80メートル下ったのでここからその分の登りかえしだ。尾根道をゆったり歩いて自然を楽しむ、やがて急登になり天に昇るような木の階段道になる。楊柳山山頂に12時10分到着。山頂広場で昼食にした。楊柳山は標高1008.5mで三等三角点が山頂の祠の裏にある。展望はないがブナの大木などがありすばらしい。13時転軸山に向けて出発。滑りそうな急坂を下る。尾根道を行き、数回ピークを越え急坂を下ると子継峠に着く。この尾根道にチゴユリがたくさん咲いていて、目を楽しませてくれた。杉林の中をしばらく下ると前方が開ける。平坦な道になり川が流れ尾瀬沼を想像させてくれる。やがて車道に出て再び登山道に入る。三つ目の転軸山への登山道だ。車道は820メートル程なので一気に100メートル強の登りになる。最後の力を振り絞って転軸山山頂に到着する。標高は三山で一番低く915mだ。祠があり、古木が茂っていて展望はない。ここから奥の院御廟へ下る。急坂を下り御殿川の置石を渡れば奥の院御廟に到着。お参りをして著名人の墓石を見ながら14時30分バス停に戻った。時間も早いので観光する人もいるかと、ここで1次解散。バス、ケーブル、電車を乗り継いで難波に17時到着。お好み焼きゆかりで反省会。道中は長かったが高野三山の聖地を巡り、大自然を満喫できて良かったと思う。ありがとう。 |
コース なんば(8:23)=[急行]=橋本(9:20/9:23)=[普通]=極楽橋(10:04/乗換/10:11) =[ケーブル]=高野山(10:16/乗換/10:21)=[南海りんかんバス]=奥の院前BS(10:40) 奥の院前BS(10:40)〜摩尼峠(11:10)〜摩尼山(11:27/11:35)〜黒河峠(11:54)〜 楊柳山(12:09/昼食/13:00)〜子継峠(13:18)〜車道出合(13:40)〜転軸山(13:51/14:00)〜 奥の院(14:10)〜奥の院BS(14:30/14:44)=[南海りんかんバス]=高野山駅前BS(15:02) ●約7km 約3時間30分 高野山(15:03)=[ケーブル]=極楽橋(15:08/乗換/15:13)=[普通]=橋本(16:03/16:07) =[急行]=なんば(16:58) 地 図 高野山 天 候 晴れ 黄砂激しく飛来 参加者 11名 実施日 2007.05.26 |