樽前山(東山)山頂にて |
友歩会 北海道例会 第4日目 |
樽 前 山 標高1022.2m |
友歩会2007年北海道例会4日目。最終日は樽前山に登り、夕方大阪に戻る予定だ。 登別温泉を8時に出発、36号線を苫小牧方面へ、141号線を北上する。樽前山への案内があるT字路に到着した。開放されたゲートがありここが樽前山の五合目ということだ。ここからバラス道をもうもうと土煙を出して七合目まで走る。後続車は土煙のためしばらく間をおいて遅れてやってきた。七合目駐車場には20台以上の車が駐車していて何組かは登山準備をしていた。9時30分準備をして今回の最後の山に登り始めた。しばらく林の中を歩くとパッと開け展望広場になる。ベンチなどもあり、樽前山の外輪や風不死岳そして支笏湖が美しく見える。またしばらく林を行くと木々はなくなり外輪を巻くように斜めに上がっていく。時々振り返ると風不死岳や支笏湖が美しい。45分ほどで外輪に出景色は一変する。目の前に大火口が出現し、中央に溶岩ドームがあり奥には円錐形の西山が美しい。そして右手上にはこれから登る東山の山頂が見える。当初得た情報では外輪の東山以外は立入禁止だったので西山分岐から東山、風不死岳分岐を経て登山口に戻る計画をしていた。登山規制は緩やかになっていて外輪はすべて廻れるようだ。でも時間がないのでもっともいけない。再び訪れる機会があれば雄大な別世界のような外輪を一周してみたいと思った。東山に登り始めるが強風で飛ばされそうな感じだ。途中行き交った年寄り夫婦は風に飛ばされそうだといって下山してきたが正に強風だ。途中で写真を撮ったりしながら楽しんで登る。風に飛ばさせそうになりながら山頂に到着。樽前山火口は直径約1.5kmで中央の火口は、1909年に溶岩ドームで埋められ今も噴気を上げている。中央の溶岩ドームが標高1041m、西山が994.6mでこの東山は1022.2mだ。一昨日の後方羊蹄山の強風よりは少しましだが三脚など立てることはできない。交代で山頂の記念写真を撮る。山頂からは西山、溶岩ドーム、支笏湖そして遠くに後方羊蹄山が美しい。下山は往路を予定にしていたがまだ元気があり、風不死岳分岐まで行って裾野を戻ることにした。外輪の下りはやはり風に抵抗しながら中央のドームや周りの景色を楽しみながら下った。風不死岳分岐辺りの裾野はお花畑で楽しみながら歩いて登山口に戻った。時間があれば外輪を廻り風不死岳など楽しみたい雰囲気が増してきたがいつの日にか再訪したい。下山後一汗流そうと休暇村支笏湖に行った。支笏湖温泉に浸かりゆったりしたあと、昼食にした。名残惜しい山旅もこれで終わりだ。新千歳空港に戻り、17時5分の関空行きで帰途についた。 今回は、山岳ツアーの行程より一日ゆっくりしたが年々メインの登山の後は疲れが出るようだ。 現役組には休暇がとりにくいようだがもう一日観光の時間をいれると楽しさが倍化しそうだ。 いずれにしろ楽しい山旅をありがとう。旅のお世話をいただいたMさんに感謝します。 また、北海道の山でお会いしましょう。 |
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コース 4日目 6月18日(月) [樽前山] 約6km/2時間30分 登別温泉(8:00)=樽前山七合目登山口(9:20/9:30)〜西山分岐(10:15/)〜 樽前山(東山)(10:27/10:34)〜風不死岳分岐(11:05)〜登山口(11:53/11:58)= 休暇村・支笏湖(12:30/入浴/13:45)=新千歳(14:50) 新千歳(17:05)=[JAL2514]=関西空港(19:10) 地 図 樽前山 風不死岳 天 候 晴れ 参加者 8名 実施日 2007.06.18 |