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MRC 九州合同例会 | |
眉山・七面山 標高818.7m |
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5月24日、午前中は雲仙普賢岳の火砕流や土石流の災害地の見学をし、大野木場小学校校庭の根性イチョウの木に力を貰って、午後の眉山登山に期待した。平成新山ネーチャーセンターで昼食にし登山に備えた。雨は以前降り続いている。平成新山は山容を見ることができないが眉山は時々雲の合い間に見え隠れし始めた。決心して登山準備をし、七面山登山口へ移動。登山口の左上に山頂が見えている。なんとか小降りにうちに登頂できそうだ。 登山口を一息上ると眉山の裾のを約2kmほど歩く。ここから山頂まで急登が続く登りだ。眉山は1792年の普賢岳の噴火が引き金となって大崩壊を起こした。眉山には七面山と天狗山の2つの溶岩ドームがそびえていた。特に天狗山部分は、約3分の1が地滑りを起こして、海に落ち地震と津波を引き起こした。その被害は対岸の熊本県にもおよび、当時「島原大変肥後迷惑」という言葉が生まれたとか。(江戸時代・寛政3年)見ることができなかったがシマバライチゴが有名だ。県指定の天然記念物になっていて眉山の崩壊地に房状のイチゴが11月頃見られるということだ。 山頂は標高818.7mで二等三角点になっている。ガスの切れ間から平成新山を望むことができた。晴れていたら平成新山の全容を見ることができたと思うと少し残念だ。鳥居をくぐり少し奥に行くと七面神社があり、その先に展望できる場所がある。右側に天狗山、真下の感覚に南峰が見える。山頂からの景色を楽しんだ後往路を下山。今日の宿雲仙みかどホテルへ向かう。みんな行いが良いのか眉山登山中は小雨でというより霧雨だったがバスに乗りホテルへ行く途中から滝のような大雨になった。この雨は夜中も降り続けた。 ホテルは湯けむりと銘木の宿というふれこみで銘木の数々が随所に置かれていた。興味のある人は堪らないだろう。温泉は島原湾を眺めながらの露天風呂は残念ながら雨のカーテンで景色は見れなかった。食事は日本一というバイキングでお腹いっぱいになった。 食後は九州グループを交流会、九州の例会写真などスライドを見ながら楽しいひと時を過ごした。明日はいよいよ雲仙普賢岳登山だ。明朝この大雨も止んで太陽一杯の晴天に期待して就寝。 |
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コース 5/23 大阪フェリーターミナル(17:00)=[名門大洋フェリー]= 5/24 =新門司港(5:20)=[貸切バス]=古賀SA(朝食)=大村湾PA(8:40)=諫早IC(9:00)= 道の駅・みずなし本陣・土石流災害家屋保存公園(10:17/10:50)= 旧大野木場小・大野木場未来館(11:00/11:50)= 平成新山ネーチャーセンター(12:05/昼食/12:50)=七面山登山口(12:55)〜 七面山(13:50/14:10)〜登山口(14:53)=雲仙みかどホテル(15:25) (泊) 天 候 雨 参加者 23名 実施日 2008.05.24 |