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MRC 九州合同例会 | |
雲 仙 岳 普賢岳 標高1359m 国見岳 標高1347m 妙見岳 標高1333m |
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5月25日、例会のメインイベント雲仙普賢岳登山だ。昨夜来の雨は止み晴れの良い天気になった。7時50分ホテルを出発、運転手の話だと上の方は霧が浅いとか良い情報だ。ほどなく仁田峠に到着。仁田峠はミヤマキリシマが咲き誇っている。ワーッと歓声が上がってミヤマキリシマに飛び込んでいった。仁田峠で記念写真を撮り普賢岳に向かって出発だ。まずロープウエイ乗場右下の普賢神社拝殿で登山の無事を祈る。鳥居をくぐると登山道は新緑に薄灰のカーテンがかかり神秘の道に感動を覚える。鳥居から15分ほどのところで普賢岳山頂の霧のカーテンがはためいて待望の山容が見え隠れし始めた。大きな期待が湧いてきた。しばらく歩いてきた登山道も少し下りになりあざみ谷の広場に降りる。ここから少し急登になり、さらに急登になる薊谷から30分弱で紅葉茶屋に着く。紅葉茶屋といっても茶屋跡のようで国見岳と普賢岳の分岐になっている。小休止して普賢岳へ標高差150mの急登を登る。振り返ると国見岳がミヤマキリシマに飾られて時々顔を見せてくれる。陽が射し始めるころには普賢岳の山頂の岩が見え始めた。 あっという間に普賢岳山頂に到着。山頂は大きな岩で標高1359m、一等三角点になっていた。普賢岳山頂に向こうに溶岩ドームがあり、これが平成新山だ。平成新山は標高1483mで1990年から1995年にかけて溶岩ドームが形成され普賢岳より高くなってた。現在平成新山が長崎県で一番高い山になった。雲仙岳は火山活動で現在普賢岳が主峰で国見岳、妙見岳の三峰と五岳を呼ばれている。一般には三峰を雲仙岳と言っているようだ。普賢岳の平成新山の反対側を眺めると切立った岩になっていて、岩肌と裾をミヤマキリシマが咲き誇り見事だ。山頂直下の岩の下に普賢神社がそして少し離れたピークに秩父宮登山記念碑が建っていた。普賢岳を後に紅葉茶屋まで150m下りここから90mの急登を登り返すと国見別れに着く。登り返す道々は周囲の景色が素晴らしく感動の連続だ。後方を振り返れば普賢岳、平成新山、左手には妙見岳、右手には国見岳が美しい。いずれも山頂から麓までミヤマキリシマで彩られているさまは圧巻だ。取り分け国見岳は十二単衣のミヤマキリシマの刺繍が鮮やかで実に素晴らしい。国見岳の登山道は登山者が往復するため渋滞気味だ。いつもはいらいらする渋滞もミヤマキリシマに魅せられて楽しく過ごせた。 国見岳は標高1347mで山頂は非常に狭いが、平成新山もよく見える。下山時は足元に雲海が出て素晴らしい光景をかもしだしていた。下りも渋滞の中ミヤマキリシマと山々を見ながら楽しく下った。登り返しは50mほどで尾根道を歩き、妙見神社に着いた。妙見岳は神社の上で登ってみた。崩落が激しくあまり登られていないようだ。妙見岳山頂は標高1333mで方位盤があり、国見岳、普賢岳、平成新山が一望できるはずだったがグレーのカーテンで見ることができなかった。妙見神社前の広場で昼食をとり、ロープウエイみょうけんに下り、ここから仁田峠までミヤマキリシマの中を下った。仁田峠ロープウエイ乗場前の広場下に四等三角点があり探訪した。普賢岳とミヤマキリシマに跡髪を引かれながら雲仙温泉街へ向かった。すばらしい雲仙岳を楽しむことができ太陽に感謝、良きリーダーに感謝。ありがとうございました。 |
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コース 5/25 雲仙みかどホテル(7:50)=[貸切バス]=仁田峠(8:25/8:45)〜あざみ谷〜 紅葉茶屋(9:28/9:36)〜普賢岳(10:05/10:30)〜国見別れ(11:13)〜国見岳(11:30/11:40) 〜国見別れ(11:45)〜妙見岳(12:13/昼食/12:48)〜 みょうけんだけロープウエイ(12:53/13:00)〜仁田峠(13:30/13:45)= 雲仙地獄巡り(13:54/14:25)=諫早IC(15:45)=大村PA(15:55/16:10)= 武雄北方IC(16:30)=JR武雄温泉駅(16:50)〜ホテル京都屋(16:50) (泊) 天 候 晴れ 参加者 23名 実施日 2008.05.25 |