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MRC 九州合同例会 | |
雲仙地獄巡り |
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5月25日朝からの雲仙普賢岳登山の感動も覚めやらぬ中、雲仙地獄めぐりをした。雲仙には高校の修学旅行以来だがほとんど記憶にない。新たな気持ちで地獄めぐりをした。雲仙地獄入口を入るとほどなく鳥居が見える。鳥居の額には「温泉神社」と刻まれていた。お話によると昔、「温泉」と書いて「うんぜん」と読んでいたそうだ。雲仙岳も同様に温泉岳(うんぜんだけ)と書いたそうだ。八幡地獄、お糸地獄などがあり、岩がごろごろしている所に碑が建っていた。菊田一夫原作「君の名は」でヒロイン真知子役の岸恵子が手を付いた岩がある。映画で雲仙が有名になり観光客が増加したそうだ。碑には有名な言葉「忘却とは忘れ去ることなり、忘れ得ずして忘却を誓う悲しさよ」が刻まれている。雲仙地獄、大叫喚地獄などを見てまわった。湯煙が案外少ないように思えた。地獄から温泉ホテルへの引き込みパイプが目障りで、地獄の景観と実利の温泉が整理されていないのが残念だ。遊歩道脇に白やピンク、黄色のドウダンツツジガ美しく咲いていた。 雲仙を後に佐賀県武雄温泉に移動した。今日は武雄温泉で疲れを癒し翌日黒髪山に登る予定だ。雲仙の島原半島は島原湾、橘湾で囲まれている。諫早辺りでは大村湾がくわわり3つの湾を見ることができるそうだ。島原半島のくびれの橘湾に面して橘神社がある。橘周太中佐で有名だ。日露戦争で戦死、軍神として、人格者として「至誠の人 橘周太」として崇敬されている。銅像が有名で二体作られ、東京にあったものは供出された。地元にあった銅像は太平洋戦争の物資不足で金属供出時、代替として鍋釜などで同じ重さの金属を供出し、人々が救ったという話だ。終戦後米軍の取り壊し命令を危惧して銅像を浜に埋めたと言うことだ。バスが徐行してくれている間に車窓から写真になんとか収めた。この後大村湾PAで休憩した後武雄温泉へとバスは走った。 |
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コース 5/25 雲仙みかどホテル(7:50)=[貸切バス]=仁田峠(8:25/8:45)〜あざみ谷〜 紅葉茶屋(9:28/9:36)〜普賢岳(10:05/10:30)〜国見別れ(11:13)〜国見岳(11:30/11:40) 〜国見別れ(11:45)〜妙見岳(12:13/昼食/12:48)〜雲仙ロープウエイ(12:53/13:00)〜 仁田峠(13:30/13:45)=雲仙地獄巡り(13:54/14:25)=諫早IC(15:45)= 大村PA(15:55/16:10)=武雄北方IC(16:30)=JR武雄温泉駅(16:50)〜 ホテル京都屋(16:50) (泊) 天 候 晴れ 参加者 23名 実施日 2008.05.25 |