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MRC 九州合同例会 | |
黒 髪 山 標高516m 蛇焼山 標高505m |
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5月26日、九州合同例会3日目。昨日はミヤマキリシマが咲き誇る雲仙普賢岳に登り大満足したが、今日はオプションで黒髪山・青螺山に登った。ホテル京都屋7時30分出発、国道35号をJR佐世保線に沿って有田から県道に入り竜門ダム駐車場に向かった。有田市街を通過していると有田焼窯元の煙突が立ち並び有田の街、有田焼を印象付けている。有田陶器市(4/29〜5/5)は陶器市最大のイベントだそうで、窯元など露店が上有田から有田まで約2.5km並び数十万人が訪れるという。 竜門ダムを右岸に渡りダム湖に沿って上ると登山口のある大きな駐車場に到着した。山頂付近は少し霞んでいるが天気は良好だ。登山準備をして8時20分黒髪山へ出発。スイカズラの花が綺麗に咲いていた。広瀬川の上流を川沿いに登るが木々が深く鬱蒼として薄暗い。カジカの泣き声がするが正体つかめない。岩や石には苔が生え神秘な感じがするなか堰堤を越え太鼓橋前に大きな洞窟があり石仏がお祀りがしてある。太鼓橋を渡るとここからは沢登りになり、10分少しで二俣に着く。沢に沿って直進すると見返り峠と続いている。今回は右に折れ後の平の尾根道に取りついた。この辺りまで鬱蒼とした山道に木漏れ日は射しこみ美しい。またその光を受けて苔むした岩などが輝いて綺麗だ。早速、急な登りが尾根筋まで続くことになる。ハシゴやロープのかかった岩場も現れ俄然元気の出る人もでてくる。ゴロゴロした大きな苔むした石ころ道を登る、雑木で支えた大きな大きな岩の下を無事通過。岩の支えは誰かが面白がって置いたのだろう。しばらく登ると鬼の岩屋に到着。岩屋の近くで休憩にした。鬼の岩屋には数人人が入れく大きさだ。休憩後、岩場の急勾配を巻くようにして慎重に登り、登りつめると尾根道に出る。後の平と呼ばれているらしい。尾根道の緩い勾配道を快適に登って行くと、やがて蛇焼山に着く。蛇焼山には古い図根点が見られ、少し離れて新しい図根点が建っていた。西光蜜寺分岐を過ぎ、苔むした木の根道を登りきると尾根に出る。天童岩下の分岐だ。天童岩手前の岩を巻き、天童岩の割れ目から岩を登りきる。 天童岩に到着だ。黒髪山の山頂はこの天童岩だ。標高516m天童岩からは360度の大パノラマだ。山頂の方位盤はさすが有田焼だろうか、陶板が嵌っているのが特徴だ。素晴らしい景色を堪能した。黒髪山は標高こそ高くはないが奇岩があり山頂付近は岩場になっていて高山に匹敵するようなスリルが味わえる。山は昔々の火山で溶岩ドームでできたとされる奇岩、雄岩、雌岩など緑とあいまって美しい景観をかもしだしている。紅葉のころ乳待坊の景色は最高に良いとのことだ。また黒髪山には、源為朝が大蛇を退治したという伝説がある。分岐に戻って2チームに別れ行動した。Aチームは西光蜜寺や雌岩を巡って見返り峠から竜門登山口へ戻る。Bチームは青螺山に登って竜門登山口へ戻るコースだ。我々はAチームと分かれて青螺山へと向かった。 |
青螺山へ 戻 る |
コース 5/26 ホテル京都屋(7:30)=[貸切バス]=竜門駐車場(8:10/8:20)〜二俣(8:42)〜 鬼の岩屋(9:10/9:20)〜後の平(9:27)〜蛇焼山(9:49)〜天童岩・黒髪山(10:05/10:35) 〜雌岩(11:00/11:05)〜見返峠(11:11)〜青螺御前(11:45)〜青螺山(12:10/昼食/12:50) 〜青牧峠(13:26)〜牧山分岐(13:30)〜竜門駐車場(14:22/14:38)= ホテル京都屋(15:10/16:10)=JR武雄温泉駅=有田IC= 基山PA(17:11/九州Gお別れ/17:18)=新門司港(18:30/20:00)=[名門大洋フェリー]= 5/27 大阪南港(8:00) 天 候 晴れ 参加者 22名 実施日 2008.05.26 |