天生湿原
MRC 岐阜例会(2)
籾 糠 山 標高1736m
天生峠〜天生湿原〜籾糠山〜木平湿原〜天生湿原〜天生峠
 
 10月18日、19日の1泊2日でMRC岐阜例会が白川郷周辺で行われた。1日目は三方岩岳に登りと白川郷どぶろく祭、白川郷合掌の里へ。2日目は天生峠から天生湿原、籾糠山に登った。

 10月19日、トヨタ自然学校を7時30分に出発し、天生峠へと向かった天生峠への道は小型バスが精一杯の細い曲がりくねった急な登りで、バス通しの離合はできそうもない雰囲気の道だ。約40分そんな道を峠まで登ってきた。峠の向うは飛騨市になる。峠には大きな駐車場があり車でいっぱいだ。もう既に150人以上登っているとのことだ。登山口ではパトロール、歩道の整備のために協力金500円徴収していた。

 登山口を8時半に出発、紅葉を楽しみながら天生湿原へ歩く。紅葉はベストタイミングのようだ。天生湿原は思ったほど広くはなくこじんまりした湿原だ。湿原を通り抜けるとカラ谷分岐になり、直進はカラ谷登山道、左は木平探索路、右はブナ探索路になっている。登りはカラ谷登山道を上がった。分岐から20分ほどでカツラ門と称して5本ほど立ち並んでいるカツラの大木の間を通り抜ける。木平分岐で右にとり、籾糠分岐を経て籾糠山へと登る。

 籾糠山の山頂へは、最後少しの急登が待ち受けている。昨日三方岩岳から眺めたとき小さな三角錐の山頂が見えたがその先端部分だ。

 行き交う登山者で譲り合いながら山頂に着いた。籾糠山山頂は標高1744.3mで三等三角点になっている。山頂は狭く数十人立てば身動きできないくらいだ。山頂からの展望は素晴らしく大パノラマになっていた。写真撮影は少し無理だったが、アルプスの山々が一望できる。剱岳、立山、槍ヶ岳、穂高岳、乗鞍岳、御岳など遠望でき素晴らしい。眼下は金銀散りばめた紅葉でこれまた素晴らしい光景だ。山頂での展望を満喫したところで下山にかかった。まだまだ大パーティーが登ってくるのを待ちながら下山した。木平分岐で昼食にし、元気が出てきたところで木平湿原のある尾根に登った。途中後に先ほど登った籾糠山の山頂が覗いていた。

 木平湿原も小さな湿原で、すぐ通り越してしまった。その先にはダケカンバやブナの原生林があり紅葉がすばらしかった。原生林の紅葉を惜しむようにカラ谷分岐に戻った。そして天生湿原へ、今度は登り時の対岸を下った。湿原と周りの木々の紅葉が一段と鮮やかで足が止まった。

 天生峠駐車場に戻り、案内してくれた岐阜のメンバーに別れ、往路を枚方まで取って返した。
親切にご案内いただいた岐阜のメンバーに感謝を申しあげます。有難うございました。

天生湿原入口(標高1290m)

紅葉

天生湿原へ

紅葉

紅葉 

天生湿原(標高1395m)

天生湿原

カラ谷登山道を行く

紅葉

カツラ門

紅葉

籾糠山へ

ダケカンバ

籾糠山山頂にて

籾糠山山頂(標高1744.3m)

籾糠山 三等三角点

籾糠山山頂にて

籾糠山山頂からの展望

紅葉

紅葉

紅葉

籾糠山 木平探索路より

紅葉

紅葉

紅葉

カラ谷分岐にて

天生湿原

天生湿原
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コース 
 トヨタ自然学校(7:30)=[貸切バス]=天生峠・登山口(8:08/8:25)〜天生湿原(8:49)〜
 カラ谷分岐(9:02)〜カツラ門(9:20)〜木平分岐(9:42)〜籾糠分岐(10:00)〜
 籾糠山(10:23/10:40)〜籾糠分岐〜木平分岐(11:20/昼食/11:37)〜木平湿原(12:00)〜
 カラ谷分岐(12:33)〜天生湿原(12:41)〜天生峠(13:10/13:20)=[バス]=白川郷IC=
 ひるがのSA(14:50)=草津SA(17:09)=枚方(19:00)

天 候  晴れ
参加者 23名 
実施日 2008.10.19