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三角点探訪 | ||
諭鶴羽山 標高607.9m |
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1月28日、午前中先山に登り、午後は諭鶴羽山に登るため洲本市から南淡路市の諭鶴羽ダムサイドに移動した。ダムサイドのサイクリングターミナルで昼食をとった。 諭鶴羽山へ登山開始、早速諭鶴羽ダムを渡り対岸に向かう。ダム湖はみどりいろに染まり美しい。対岸に着くといきなり登山口があり、ここから一気に尾根によじ登る感じだ。かなりの急登だが10分ほどで尾根に出る。尾根に出るとここから山頂まで急登はなくゆるやかな尾根道を上がることになる。尾根道に出ると古い道標があり、「右 十番・・・・道」があり、その先に神倉(かんのくら)神社がある。説明板によると、神代の時代、諭鶴羽神(イザナギ、イザナミの神)の乗られた鶴がここの大樹で羽を休められたたいう由緒ある場所だそうだ。神社の横には役の行者や石仏、祠などがあり、諭鶴羽神社までの丁石のお地蔵さんも立っている。諭鶴羽神社の裏参道でちょうどここのお地蔵さんは二十五丁で神社まで二十五丁ということだ。この丁石も一丁毎に続いていて、丁数が減算していくので、あと何丁、何丁まで来たと元気の出る丁石だ。 丁石を数えながら登るが所々に、説明板がある。たとえば「桜とほたるの里諭鶴羽ダム」「いろんな鳴き声(小鳥)」「糞の落とし主を探そう(動物)」「諭鶴羽山の植物」「諭鶴羽山にすむ動物たち」などだ。雑木林の尾根道を快適の歩き山頂へ、途中九丁で小休止をしていよいよ山頂近くアンテナ鉄塔が見えてきた。 諭鶴羽山の山頂に到着、諭鶴羽山は淡路島の最高峰で標高607.9m、一等三角点になっている。標高は以前に調べたときには608.3mであったが、現在は607.9mと低くなっているのは、阪神淡路大震災の影響だろうか。山頂は広く展望台もある。木々で多くの展望は望めないが、和歌山方面の海岸線が美しく見える。山頂には祠のほか、アカガシの説明板などもある。小春日和のいい天気で山頂はのぞかな感じがした。 下山を始めると直ぐアンテナ鉄塔があり、さらに下ると諭鶴羽神社の横に到着、参拝した。境内には「ゆずりはの木」が植えられていた。親子杉などもある。下山は諭鶴羽古道(表参道)地蔵の道を下った。裏参道と違って少し急で石ころ道の本当に古道だ。こちらの距離は黒岩の海岸まで十八丁ということで所々に丁石のお地蔵さんが残っている。 黒岩に下り車道に出てしばらく下り、後を振り返ると今登ってきた湯鶴羽山と山頂に建っていたアンテナ群がよく見える。海岸に鳥居があり、鳥居の下に十八丁のお地蔵さんがあった。その近くに水準測定のBM基準点を見つけることができた。海岸は車道になっていて、右手の沼島が見え、左手は黒岩水仙卿へは美しい海岸線だ。一旦バスに乗り、灘黒岩水仙卿へと向かった。 |
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サイクリングターミナルを出発 |
諭鶴羽ダム |
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諭鶴羽ダム |
諭鶴羽山 登山口 |
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ダムから急斜面を登りまもなく尾根だ |
尾根道の出る |
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古い道標 |
地蔵尊の二十五丁石 |
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神倉神社 |
役の行者 |
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役の行者と石仏群 |
諭鶴羽山へ尾根道を登る |
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尾根道の地蔵尊の丁石(十九丁) |
ヤセ尾根を行く |
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もうすぐ山頂だ |
諭鶴羽山に到着 |
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諭鶴羽山 山頂 |
諭鶴羽山 一等三角点(標高607.9m) |
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諭鶴羽山 山頂にて |
諭鶴羽山山頂でのひと時 |
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山頂方の展望 和歌山方面が見える(写真は?) |
山頂にはたくさんのアンテナが |
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諭鶴羽神社に到着 |
ゆずりはの木 |
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親子杉 |
諭鶴羽神社 |
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諭鶴羽神社 |
地蔵の道 諭鶴羽古道(表参道) 黒岩まで十八丁 |
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地蔵の道を下る |
地蔵の道を下る |
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柴折り地蔵(五丁) |
地蔵の道を下る |
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黒岩の海岸が見えてきた |
車道の下山 |
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諭鶴羽古道入口の標識 |
黒岩からふり返る諭鶴羽山 |
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BM基準 兵港 十八丁地蔵横 |
十八丁 鳥居 |
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沼島(ぬしま) |
黒岩の海岸 |
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灘黒岩水仙卿に到着、さっそく入園して切立ったジグザグ道から水仙を鑑賞した。急斜面の7ヘクタールに500万本の野生の水仙が咲いているそうだ。水仙の花は優しさ、可憐さなどのイメージが強かったが、あまりにもたくさん咲き誇るとイメージは随分違ったものになる。きれいなことはきれいだったが少し違和感を感じながら水仙を鑑賞した。灘黒岩水仙卿をあとに、帰途に着いた。途中淡路ハイウエイオアシスに立寄り帰阪した。 楽しい一日をお世話いただいた毎日新聞旅行のリーダーさんに感謝申し上げます。 |
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先山に戻る | ||
コース |