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三角点探訪 | ||
磯砂山 標高661m 太鼓山 標高683m | ||
11月24日、25日で磯砂山、太鼓山に登った。梅田を9時にバスで出発、舞鶴自動車道を経て宮津へ。国道312号から磯砂山へと入る。磯砂山が近づくと山容が見えてくる。やがて乙女の里に到着、小高い所に乙女神社がある。乙女神社は、羽衣伝説の神社で、羽衣伝説の主人公の天女がもうけた3人の娘の1人が祀られていると言う。お参りすると美女が授かるとか言われているそうだ。ちょうど紅葉が素晴らしく、天女伝説にぴったりだ。 |
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磯砂山 |
天女の里 天女の館 |
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乙女神社 |
乙女神社 |
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紅葉 乙女神社 |
紅葉 乙女神社 |
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紅葉 乙女神社 |
紅葉 乙女神社 |
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バスで林道をしばらく登ると、羽衣茶屋に着く。車はここまでで、茶屋といっても東屋とトイレがあるだけだ。登山準備をして林道をしばらく(310m)歩くと、登山口でここから山頂まで階段が続いている。 山頂まで1010(てんてん)の階段が整備され遊歩道になっていて、約30分の行程だ。しばらく登ると分岐になり、右折すると雌池だが、帰路によることにして直進する。山頂まで500段にはベンチがあり、若狭湾が展望でき、青葉山も遠くに見ることができる。山頂まで250段まで来るとさらに開けて展望がよくなってくる。磯砂山の肩に南無妙法蓮華経の法塔が建っていて、山頂まで緩やかな登りになりあと一息だ。 磯砂山山頂に到着、山頂は広く展望台もあり、360度の眺望がえられる。標高は661mで一等三角点の本点になっている。そして磯砂山といえば「天女のモニュメント」が有名だ。モニュメントの前でおもいおもいの格好で、天女のまねをして写真を撮っていた。このモニュメントは天女が舞い降りたことにちなんで、ヘリコプターで空から降ろしたそうだ。今日はあいにくの曇りで遠くは見えなかったが薄っすらと山並みや若狭湾を眺望することができた。 分岐まで下山し、女池へ立寄った。丹後風土記にいう天女が水浴びをしていた池だ。また、この池の水をかきまぜると必ず雨が降るそうで、登山者は御用心とか。 羽衣伝説(羽衣神社の案内板より) むかしこの里に三右衛門(さんねも)という狩人が住んでいた。ある日、磯砂山の頂の池で水浴する八人の天女を見かけ、その羽衣の一つを隠した。羽衣を隠された天女を連れ帰り妻とし、三人の娘をもうけた。天女のお陰で里は豊かになったそうな。でも天女は耐え切れぬ隠された羽衣を見つけて大空に帰っていたという伝説だ。 これから宮津に戻ってホテルに入る予定だったが、今日の天候もいまひとつ、明日は益々天気が悪くなるとの予報だったので、急遽明日登る太鼓山に向かった。 |
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羽衣茶屋 |
羽衣茶屋出発 登山口まで310m |
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登山口 頂上まで1010段 |
階段登り始め 頂上まで1000段 |
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頂上まで250段 |
青葉山 |
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頂上まで250段からの展望 |
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南無妙法蓮華経の法塔 |
磯砂山 山頂 |
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磯砂山 三角点 |
磯砂山 一等三角点 |
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磯砂山 天女のモニュメント |
磯砂山下山 |
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女池 |
磯砂山 女池分岐より |
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バスで丹後半島をぐるぐる回り太鼓山へと向かった。丹後半島の紅葉はすばらしく美しい、これに陽射しがあれば言うことなしだ。太鼓山の風力発電所の風車が尾根に見えてきた。 太鼓山風力発電所は、平成9年の地球温暖化防止京都議定書採択を契機に、風力エネルギー利用に取り組んでいるそうだ。運転開始は平成13年で総事業費は15億円、6基の風車があり、計画では2300世帯の消費電力に相当とか随分高いもののようだ。 風車は太鼓山の北側の尾根に建っていて、反対側の南側から西側はスキー場などになっている。スイス村は丹後半島最高峰太鼓山の山裾に広がる総合レジャー施設だそうです。ビラマイリンゲン前で降車した。 スキー場の営業準備が進む中、第二リフトの下を登った。10分ほどで山頂の太鼓山に到着。太鼓山は標高683mで一等三角点になっている。山頂から南の斜面はスキー場になっていて所々プラスチックのシートが張ってあり、山の魅力は全くない。北側には風車があるが雑木林でしっかり見ることはできない。気温も下がってきたので記念写真を撮ってそこそこに下山、スキー場の上を巻いて第三リフト下を下る。滑り台のようなスーパースライダーがあったが積雪時に使用できるのだろうか。 天候悪化を危惧して一日で2座登り、宮津のホテルへとバスは走った。日暮れの5時前にホテル丹後に到着した。 |
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太鼓山 |
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太鼓山 ビラマイリンゲン |
太鼓山 |
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太鼓山への登り |
太鼓山 山頂 |
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太鼓山 三角点 |
太鼓山 一等三角点 |
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太鼓山 山頂にて |
太鼓山スキー場 |
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太鼓山 |
太鼓山 |
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風車・太鼓山 |
風車 |
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ホテルに入って早速温泉に入ってゆっくりした。そして夕食はかに三昧でお腹いっぱいのかに料理をいただいた。 | ||
カニ料理の夕食 |
カニ料理 |
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第2日目に続く | ||
コース |