子ノ泊山 山頂
三角点探訪 関西百名山 
子ノ泊山 標高907m
 
 12月12日、13日で子ノ泊山(ねのとまりやま)と烏帽子山(えぼしやま)に登った。一日目は子ノ泊山だ。

 12日、12時前終点の、新宮に到着。ここからタクシーで登山口まで向かう。新宮駅を出てほどなく熊野川を渡る。川を渡ると和歌山県から三重県になる。子ノ泊山は、三重県側にあるのだ。県道35号を桐原に向かいここから林道に入る。かなりくねくねした道をぐんぐん上がる。左下はかなりの急斜面で高度さが感じられる。桐原登山口に到着、桐原登山口はもう少し手前にもあったが今はこちらが主のようだ。

 登山口の駐車場は10台ほど止まれそうで、にぎやかな看板が立ち並んでいる。門賢山岳グループが黄色の派手な看板を出している。注意と12年後に会いましょうだ。子ノ泊山について説明、蔵光山(ぞうこうさん)と山でその主峰が子ノ泊山だそうだ。その横に登山コースの地図、登山届のポストと連立している。

 準備体操をして、鉄梯子から登りはじめる。いきなり急登が続く、20分ほどで分岐に着く。一息次いでまた急な斜面を登る。約30分で尾根の肩に出る、少し緩やかな尾根歩きになる。しばらく行くと案内板にあった「さかさま川」だろうか、北向きの岩の沢がありその先は見えないが真っ逆さまに落ちているようだ。

 慎重にその沢を渡るとまた急登になる。急登は山頂まで続いていて顔を出したところが山頂といった感じだ。

JR紀勢本線 海の眺め素晴らしい 

登山口に到着

子ノ泊登山口

出発準備

鉄のハシゴから登りはじめる

尾根まではかなりの急登が続く

山頂直下の鞍部(さかさま川) あと一息で山頂だ!

子ノ泊山 山頂にて
 山頂はかなり広くて展望も良い。子ノ泊山は標高907mで一等三角点になっている。ここにも度派手な山のイメージを損ないかねない看板が目につく。看板には「祝歓迎 ようこそ子ノ泊山へ 登山者の皆様すばらしい紀宝町 12年後この場所でお会いしましょう」とあった。紀宝町ではなく黄宝町ではないかと思われるぐらいだ。

 眺望は良く、太平洋を望み、大峰の山々など大変素晴らしい。しばらく山頂で景色を堪能した後、往路を下山した。他に登山者がいなく静かな山登りだった。

子ノ泊山 山頂

子ノ泊山 一等三角点

子ノ泊山山頂から望む太平洋

子ノ泊山山頂から望む遠く大峰の山々

急坂を下山

登山口に戻る
 下山後新宮で、熊野速玉大社にお参りして、新宮駅に戻った。ここから民宿のバスで那智に向かった。那智まで良い道路「二階道(堂)」が出来て早くなったとこと。民宿旅館三滝山荘で温泉につかり、夕食後床に着いた。

熊野速玉大社

熊野速玉大社
 
第2日目烏帽子山に続く
 

コース
12/12
 天王寺(8:02)=[くろしお1号]=新宮(11:52/12:02)=桐原=桐原登山口(12:47/12:53)〜
分岐(13:13)〜子ノ泊山(14:18/14:32)〜分岐〜桐原登山口(15:39/15:42)
=[バス]=熊野速玉大社(16:20/16:30)=[バス]=新宮(16:36/16:38)=[バス]=那智
民宿旅館 三滝山荘 (泊)
11/25
 三滝山荘(8:00)=[バス]=曼荼羅の郷(8:05/8:08)=陰陽の滝(8:27/8:34)〜
松尾の滝(10:10)〜林道出合(10:29)〜林道終点(10:31/10:37)〜烏帽子岩(11:13/11:19)
〜烏帽子山(11:25/昼食/11:46)〜林道終点(12:25)〜松尾の滝(12:48)〜陰陽の滝(14:11)〜
曼荼羅の郷(14:28/14:38)=[バス]=那智かまぼこセンター・蓬莱乃湯(14:40/入浴/15:15)
=[バス]=紀伊勝浦(15:28/16:05)=[くろしお32号]=天王寺(19:33)

天 候  12/12 晴れ 12/13 快晴
参加者 11名
実施日 2009.12.12-12.13
ツアー  毎日新聞旅行