夏の大日岳縦走 友歩会 夏の特別企画 2000年8月9日~11日
みくりが池温泉~奥大日岳~大日岳~称名滝~立山
大日小屋より望む剣岳
8月9日 7時5分、大日岳縦走に向けて出発。大日岳縦走のメンバーは、初日のメンバーから女性2名が減り、男性2名と変わった。
さらに弱虫を起こした男女2名が先に下山と言うことで、総勢6名のパーティーで出発した。
天候はあいにく曇り気味だ。雷鳥平まで下り、ここから新室堂乗越へ途中雪渓を横切り登る。新室堂乗越8時15分到着。
ここからとこの先の室堂乗越から眺める剱岳は最もすばらしいとのことであったが、残念ながら剱岳はガスで何も見えなかった。
かなり残念だったが、お花畑が縦走路にたくさんあり、高山植物が進路をを案内してくれた。
みくりが池温泉 みくりが池展望広場
新室堂乗越への取っ付きで休憩 新室堂乗越にて後方奥大日岳
なだらかな道を称名川に沿った向きに歩く。
急登が何箇所かあったが、お花畑を見ながら歩き奥大日岳(2606m)に10時10分到着。
15分ほど休憩して大日小屋へと進めることにしたが、雨がポツリポツリしてきたので雨具を着ける事にした。
奥大日岳からの下りは、ガレ場になっており、両側が削れているので少しスリルがあるところだ。
道を間違えたかと思うほど下降すると、梯子場があり一安心。しばらく進むと展望の良いところに着く筈だか今日はだめだ。
大日小屋がもうすぐというところで、突然雷雨が襲ってきた。岩穴に隠れて小康状態になるのを待った。
この地は、大きな岩がゴロゴロあり「七福園」と呼ばれ大日岳の聖地だそうだ。
小降りになったところで、先を急ぐことに。道は川のようになっている。赤い屋根の大日小屋が見えて来た。
大日小屋はランプの宿で剱岳が正面に望め、いい小屋だ。雷雨の後、雨も止み夕日のさす剣岳はきれいだ。
奥大日岳頂上 奥大日岳頂上
大日小屋前にて 大日岳
大日小屋 ランプの小屋 大日小屋
8月10日 ガスがかかり視界不良の大日岳(2501m)を往復。食事の後、7時20分称名滝を目指して下山開始。
道は急な斜面をジグザグに下りる。降り立ったところが大日平だ。お花がたくさん咲いていたがニッコウキスゲ気を引いていた。
大日平小屋に10時15分到着。小休止をし不動滝を眺める。大日平小屋からは木道が続きルンルン気分で歩く。
次第に右の谷が深くなり、急激な坂道になり下りきると牛首にでる。
称名滝の展望台が眼下しかも足元に見えるくらい急な下りが続く何とかクリアーして登山口に12時45分到着。
称名滝の展望台で昼食。これで今年の夏の山登りも終了だ。称名滝のバス停まで行き、ペンションの迎えを待つ。
旅の疲れをペンション「おこん」でながす。今日はここでゆっくり過ごすことに、ビールで乾杯!
大日岳山頂 大日小屋からの下り
大日平 大日平
称名滝 称名滝
大日岳登山口 ペンション おこん
コース
8月 9日 みくりが池温泉(7:05)~新室堂乗越(8:15)~奥大日岳(10:10/昼食/11:30)~大日小屋(13:00)(泊)
8月10日 大日小屋(6:30)~大日岳(6:40)~大日小屋(6:50/朝食/7:20)~大日平山荘(10:15/10:40)~大日岳登山口
~称名滝(13:00/昼食/14:00)~駐車場=<送迎車>=ペンション「おこん」(泊)
8月11日 ペンション「おこん」=<送迎車>=立山駅=<富山地鉄>=富山=<JR>=大阪