紅葉の鏡平  2000年10月7日〜8日
      新穂高温泉〜わさび平小屋〜鏡平小屋〜笠ヶ岳へ

鏡平にて

10月7日、特急ひだ23号にて大阪を出発。高山に12時10分到着。濃飛バスで新穂高温泉への予定だが、
12時25分発のバスが来ない。故障で遅れていたとか、やっと12時45分頃乗車し新穂高温泉に向かう。
14時25分新穂高温泉に到着。登山届を提出して14時50分、わさび平小屋に向け出発。
今日は1時間チョットの歩行だ。林道を進むが紅葉は今ひとつだ。今年の紅葉はだめなのかもしれない。
16時わさび平小屋に到着。今日はここに泊まるが、ありがたいことに山小屋なのにお風呂がある。
明日も天気がよければいいのだが、月に少し笠がかぶっている。

10月8日、7時わさび平小屋を出発、今日は鏡平小屋までの行程だ。
心配していた天気もまあまあの薄曇だし、紅葉も標高が上がるごとにきれいになってくる。
左俣谷は河川の改修工事で、道は一定しない。案内に従って石ころの沢を進む。
やがて小池新道の登山道に合流し、ナナカマドや色づいた木々をまわりの景色を眺めながら快適に登る。
秩父沢を付き切るあたりから紅葉が益々きれいになってくる。黄色に混じってナナカマドの赤がとても印象てきだ。
熊の踊り場を過ぎると、鏡平まで500mの表示が岩にしてある。
この辺りから弓折尾根の紅葉が益々きれいになってくる。

 
わさび平小屋                                     小池新道
 
小池新道                                        小池新道・チボ岩
 
小池新道                                        弓折尾根

登りつめるとそこは、鏡平だ。
槍ヶ岳が目の前に飛び込んできたかと思うと、池に穂高の連山が映ってとてもすばらしい光景だ。
11時20分到着。小屋はすぐそこなので、ゆっくりとすばらしい景色を堪能する。
この道は過去に数回通っているがいつもガスの中だったのか、このすばらしい景色は見たことがない。
とっても感動した。今日はここに宿泊するのでゆっくりとくつろげる。
鏡平からの槍ヶ岳、穂高連峰が眼前に迫っており、池に映る穂高は格別だ。
夕方からガスが発生し、雰囲気が変わってきたがガスの切れ間に見え隠れする穂高も楽しい。
鏡平小屋の周りの紅葉もすばらしくきれいだ。紅葉と岩の山との調和、紅葉と雲間に見える遠くの山並みが輝いて見える。
こんなすばらしい光景も夕暮れとともに見えなくなり、雨が降り始めた。
明日、目がさめると快晴になることを期待して、就寝。

 
鏡平                                           鏡平
 
鏡平                                            鏡平
 
鏡平                                            鏡平
 
鏡平                                           鏡平

コース
10月7日 JR大阪(8:02発特急ひだ23号)=岐阜(9:56/10:09)=高山(12:10着)
       高山(12:25発バス)=新穂高温泉(13:58が遅れて14:25着/14:50)〜わさび平小屋(16:00) (泊)
10月8日 わさび平小屋(7:00)〜秩父沢〜シシウドガ原〜鏡平小屋(11:20) (泊)