柳生街道 ハイキング
1999年4月25日 定例105回 友歩会ハイキング |
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近鉄奈良線「奈良駅」9時集合、今日は天気がよければ、かなりロングコースをと計画していたがあいにく小雨が降り続いている。 奈良駅から石切峠を超えて柳生街道へ進む予定を変更して、後半の円城寺から柳生街道・笠置へに変更。 奈良駅から円城寺まで約30分、10時前に到着。小雨の中歩き始める。田んぼや雑木林を進むと、約30分で夜支布(やぎう)山口神社へ。また田んぼ道を進むと、南明寺に着く。南明寺は鎌倉中期(重文)のモデル的建物とか。本堂には薬師・釈迦・阿弥陀の3如来が安置してあるとのこと。(外から見えない) お藤井戸、なんでも柳生の殿様が馬上から、洗濯中のお藤ととんち問答の末、妻に迎えたという ロマン井戸なんだそうです。 |
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あたや石仏 |
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写真のこのあたりから、突然厳しい登り坂になる。坂原峠までは相当厳しい。峠付近にくると杉林に霧が掛り神秘的な風情をかもし出していた。降りきる手前に、疱瘡地蔵がある。 疱瘡地蔵は、ほうそうよけに作られたという高さ3mの石仏。借金棒引きをうたった徳政一揆の銘文もかかれている。 山脇バス停を横切り、芳徳寺・八坂神社へ、途中草もちの屋台が・・・・。昼食場所がないので、中学校の武道場のひさしを借りて昼食に。 昼食後は、笠置への道を急ぐことに(温泉とビールが待ち遠しい)、笠置への途中に、あたや石仏をみて、先に進む。 笠置寺への東海自然歩道も、途中に新しいゴルフ場の工事で寸断されている。ゴルフ場の工事現場を見て、なんと広大な自然を破壊したものだとなんともいえない感情になった。 笠置さんの山頂はきれいに整備されていた。そんな景色の一こまを写真にしました。 |
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きれいに咲いた石楠花 |
かなり捻じ曲がった木 |
八重桜と若葉のもみじの競演 |
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笠置さんから急な坂道を一気に降りると、今日の第2の目標笠置温泉だ。わかさぎ温泉「笠置いこいの館」で入浴。とてもいいお湯で、肌がつるつるして何か元気が出そうな感じだ。この館は広くゆったりくつろげていいところだった。 | |
コース 近鉄奈良駅(9:23)バス=円成寺(10:00)〜山口神社(10:30)〜南明寺(11:15)〜 芳徳寺(12:10)〜中学校武道館(12:15、13:00出発)〜笠置寺(13:50)〜わかさぎ温泉(14:10) 参加者 14名 実施日 1999/4/25 |