樹氷のきれいなブナ林にて
金剛山 〜 嶽山温泉

2001年2月10日 友歩会 21ウオーク (第211回)
 21ウオークの実質最初は、金剛山に雪中登山をしました。雪が少なく阿部野橋駅の案内では1cmの積雪になっていましたがその通りで頂上付近に積雪があった程度でした。

 金剛山は、標高1125mの葛城岳で葛城神社のご神体に成っており登ることはできない。一般に金剛山は湧出岳(ゆうしゅつだけ)の標高1112mの1等三角点をさしている。

 近鉄富田林駅より金剛バスで約40分金剛登山口に到着。9時50分登山開始。一本木茶屋の手前で足元が滑り始めたのでアイゼンを装着。10時50分一本木茶屋到着。このあたりから雪中登山とも言える程度に雪景色になってくる。

一本木茶屋の少し下

一本木茶屋
 小鳥が沢山きれいな泣き声を発している。人なつこい鳥でほんの近くまで寄ってきた。整備された階段状の登山道を登りきると、国見城址に到着。11時50分。国見城址から大阪平野が一望できる。

 国見城址は登山客が所狭しと昼食で楽しんでいる。転法輪寺前は大阪駅のコンコースほど登山客でひしめいている。転法輪寺の金剛牛も雪を背中にかぶり顔だけ出して寒そうな感じだ。

国見城址の手前

転法輪寺広場
 樹齢を感じさせる枝垂れ桜も雪の花を咲かせている。春にはすばらしい花が咲くのであろう。葛城神社への参道は巨木の杉の木がすばらしい。途中に夫婦杉がそびえている。参道では子供たちがビニールシートをお尻に引いて滑って楽しんでいる。

転法輪寺

雪枝垂れ

夫婦杉

葛城神社への参道
 頂上に立つのが葛城神社でここから一の鳥居までは、樹氷がすばらしい。一面樹氷の世界だ。樹氷を満喫したあと、展望台に向かう。展望台で昼食にし、13時下山開始。

 雪の滑り台のような急な坂道が長く続く、ここで転んだら大変である。坂道を降り切りバスターミナルに到着。程なく14時15分発のバスで富田林駅へ。

 富田林駅からタクシーで20分、嶽山温泉のかんぽの宿富田林に向かう。温泉は嶽山の山頂に位置し、浴室からは登ってきた金剛山をはじめ葛城山、二上山ときれいに見える。都心近くにこんなすばらしいところがあるのが不思議に思えた。温泉で冷えた体を温め帰路についた。
 
コ ー ス
   富田林駅=(金剛バス40分)=金剛登山口(10:00)〜一本木茶屋(11:00)〜国見城址〜
  葛城神社(12:00)〜湧出岳〜展望台(12:15/13:00)〜駐車場(14:00/14:15発)
  =(金剛バス40分)=富田林駅=(タクシー)=かんぽの宿

天 候  晴れ
参加者 11名
実施日 2001.2.11