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西穂山荘付近にて | ||
友歩会特別企画 春の北アルプス展望の旅 (西穂高岳) 新穂高温泉=西穂高口〜西穂山荘〜独標〜西穂山荘〜西穂高口=新穂高温泉 |
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春の特別企画として、今年は西穂高に行きました。春は雪があって比較的有名で、安全な山をと考えていました。当初御嶽山を計画しましたが、初心者は無理との判断で西穂高の独標までを目指すことにしました。 GWの5月3日、大阪を7時33分ひかり208号で出発。名古屋でひだ1号に乗り換え高山に向かう。 高山から濃飛バスで新穂高温泉へ。新穂高温泉に13時過ぎに到着。登山届けを提出して、ロープウエイを乗り継ぎ、西穂高口に14時頃到着。登山準備をしてすぐ出発しようとしたが、ハプニング発生。メンバーの何人かはアイゼンを持ってきたのはいいが、事前に靴にあわせセッティングしていないし、つけ方が分からないなど大幅に遅延。やっとのことで14時50分出発。 初心者が含まれる場合は、事前にアイゼンの装着や装備の使い方などの講習会が必要なことが判明した。先月赤坂山に行ったとき、通常の山道をアイゼンをつけて歩いた跡があったが、きっと実地訓練をしたのだということがうかがわれる。次回から強化訓練を実施しようと思った。 話は元に戻して、雪道を歩き始める。西穂高口からは笠ヶ岳から抜戸岳の山並みが雪に輝いて とてもきれいだ。これから登る西穂高岳はこちら側から見る限り雪はほとんどない。この調子だと独標までは雪がないようなので、全員登頂出来るのではと思った。 初心者が多いので、30分間隔で休憩をして登る。途中樹林の切れ間より、笠ヶ岳・西穂高岳の雄姿がきれいに望める。安堵のひとときだ。なんだかんだで西穂山荘に到着。 |
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ロープウエイ展望台より望む笠ヶ岳・抜戸岳 |
ロープウエイ展望台より望む西穂高岳 |
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ロープウエイ展望台より望む笠ヶ岳 |
七転八倒?(八起)のアイゼン装着 |
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七転八倒?(八起)のアイゼン装着 |
出発直前記念写真 |
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いよいよ西穂に向けて歩き出す |
樹林帯の切れ目から望む笠ヶ岳 |
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途中で小休止 |
歩き始める |
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急な傾斜を上がる |
もうすぐ西穂山荘だ |
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16時15分、西穂山荘に到着。山荘の宿泊受付を済ませ、山荘付近を散策。独標まで往復を考えたが、状況判断で丸山付近までとした。 明日は雨のようなので独標まで行きたい気持ちのほうが大きかったが、日没で怪我でもしたら大変と判断した。しかし、丸山周辺まででも周りの景色もよく、アルプスの感覚を味わうことができた。 |
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西穂山荘に到着(山荘上にて) |
山荘より望む 霞沢岳 |
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山荘より望む 西穂高岳 |
山荘より望む 焼岳・乗鞍岳 |
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山荘でリュックをおろす |
西穂山荘 |
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西穂高岳をバックに 丸山付近で |
西穂高岳 丸山付近で |
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西穂高岳 丸山付近から |
西穂高独標 丸山付近から |
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乗鞍岳展望 丸山付近から |
前穂高方面展望 丸山付近から |
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西穂高岳 丸山付近から |
焼岳・乗鞍岳 山荘付近から |
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西穂山荘では、ゆっくりくつろぐ時間があり、楽しいひとときを過ごしました。夜中に星を見ようと思いましたが、あいにく雲が低く星はまったく望めなかった。星空は、夢の中で見ることにして、就寝。 | ||
山荘にて団欒 |
山荘にて団欒 |
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5月4日、明け方から雨が降り始め、独標までの往復は残念せざるを得ない。3名で独標往復をした。横殴りの雨の中1時間ほどで、独標に到着。独標のピーク部は、岩でかなり厳しくなっている。近くには遭難の碑もあった。ガスで視界はほとんどだめだった。独標からみる西穂高岳はまだまだ厳しい様子が、ガスの切れ間よりうかがわれる。体も冷えてきたので下山。途中、いわひばり・雷鳥に、ご挨拶して足元に注意しながら下りる。 西穂山荘に下山後、待機組みと合流して、ロープウエイ乗り場まで下りる。幸い、降り続けていた雨もやんで、下山には好都合な条件になった。ロープウエイ乗り場に着くや雨が強く降りだした。ラッキーな時間に下山できた。 |
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西穂独標にて |
西穂独標にて |
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第2ロープウエイを下り、鍋平高原で昼食をとり、写真展やビジターセンターを見て、有意義に過ごした。 15時前にロープウエイに乗り、新穂高温泉へ下りる。下山届けを提出して、今日の宿 笠山荘へ。 笠山荘では、温泉につかりゆっくりあしを伸ばした。満腹のお料理をいただいて就寝。 5月5日、9時30分の高山行きのバスに乗る。高山到着後、解散。 おもいおもいのメンバーで、高山観光・帰阪をすることになった。高山では、陣屋を見学し高山ラーメンをいただいて、お祭りを楽しみ、 15時8分のひだ34号で大阪へ向かった。大阪には、19時19分到着。それぞれの帰り方をしたが皆うまく帰れたでしょうか!?!? |
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高山にてお祭りの模様 |
高山にてお祭りの模様 |
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今回は12名(男:5名 女:7名)で初心者の方が数名おられた。十分なお世話をすることができませんでしたが、無事下山できました。皆様のご協力のお陰と感謝申し上げます。2日目雨天で予定の独標は、全員行けなかったのが残念でした。独標迄行かなかったので、ほとんど観光になってしまいました。 今年の夏山は、本当の山の経験をしていただけると思いますので、ご期待いただき参加いただきますよう。ともあれ無事下山できたことうれしく思います。 ありがとうございました。 |
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コース 5月3日 新大阪(7:33)=(ひかり208号)=京都(7.50)=名古屋(8:28/8:43)=(ひだ1号)= 高山(10:52/11:30)=(バス)=新穂高温泉(13:08/13:30)=(第1、2ロープウエイ)= 西穂高口(14:00/14:50)〜西穂山荘(16:15)(泊) 5月4日 西穂山荘(8:00)〜独標(9:00/展望/9:10)〜西穂山荘(10:00/10:30)〜 西穂高口(11:30)=(第2ロープウエイ)=鍋平高原(昼食他)=(第1ロープウエイ)= 新穂高温泉(泊) 5月5日 新穂高温泉(9:30)=(バス)=高山(11:00/観光/15:08)=(ワイドビューひだ34号)= 大阪(19:19) 天 候 5/3晴れ 5/4雨 5/5晴れ(高山) 参加者 12名 実施日 2002.5.3〜5.5 |