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楊梅の滝・雌滝(右)と雄滝(左) | ||
比良連峰アタック 主催:京阪電車 | ||
楊梅の滝・釈迦岳 比良げんき村~楊梅の滝~涼峠~寒風峠~ ヤケ山~ヤケオ山~釈迦岳~シャカ岳駅 |
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京阪電車主催の比良連峰アタック、今回は楊梅の滝(やまもものたき)から釈迦岳のコースだ。 京都8時14分発の快速で北小松に向かう。 北小松駅8時50分到着し、スタートの比良げんき村まで歩く。 比良げんき村で受付を済ませ、説明と注意事項を聞いて9時12分出発。 比良げんき村に楊梅(ヤマモモ)の木が植えられていた。 ある人が次のような、楊梅の滝について説明をしてくれた。 悲劇の将軍足利義輝が、部下の内乱で近江の国に逃れ、比良・北小松で遊んだときに、 命名したと伝えられている。楊梅とは、高さ15m程度のヤマモモのこと。 山中に光る滝をヤマモモの木に見立てたのか、また中国江西省に楊梅山という山があり、 その故事にちなんだのかはわからないが、いずれにしても美しく堂々とした滝である。 楊梅の滝へは沢に沿って登るコースと、峠へ登る尾根道コースとがある。 今回は、尾根道のコースを行った。 楊梅の滝(雌滝)で10分ほど写真を撮影して滝を楽しんだ。 しばらく急斜面を登ると、滝見台に出る。ここから、雄滝とシシ岩がきれいに見える。 今度来る機会があれば、雄滝のほうに行ってみたい衝動になった。 30分ほどで涼峠(すずみとうげ)に到着。 あたかも強い風が吹いていたので涼しいという感覚ではなかったが、 ここから見る琵琶湖は綺麗だった。ほっと一息といった感じだ。 シシガ谷源流の沢沿いを上る。苔が美しい湿地帯だ。オトシと呼ばれる高層湿原だそうだ。 寒風峠に11時到着。谷底の感じだがここから登りが厳しくなるので休息するよう ガイドされていた。補助食を一口食べて登りにかかる。 一旦登りきると下りになり、ここから本当の登りになる。 ヤケ山に到着だ。ここからこれから目指す釈迦岳が目の前に見える。 釈迦岳まではかなり標高差がありそうな感じで今から登山開始のような錯覚をする。 せっかく上がったが、ここから急な下りになる。 下りきったところから、また急登になり、バテ気味になりながらスローペースで上がる。 上がりきるとタンヤマの頭に着く。 丁度、昼食時であるが強風が吹き荒れた感じで、霧雨も時々混じりだした。 なんとか雨に合わずに切り抜けたほうが賢明と判断し、前進する。 ヤケオ山を過ぎ、また下りだ。今度は最後の登りになる。 急な登りをハーハー言いながら我慢の登りだ。 13時、釈迦岳(1060m)頂上にたどりつく。やっと着いた感じだ。 昼食にしようと思ったが、雨が心配になり即、下山することにした。 カラ岳分岐からシャカ岳駅まで下りを雨風を気にしながら一気に降りる。 すぐ、比良リフトに乗り山麓駅に向かう。リフトで雨に合うと大変だ。 山麓駅でゴールの手続きをし、バスでJR比良駅に戻った。 結局、昼食は下山後、山麓駅の待合室になってしまった。 だんだん天気が悪化してきたので、結果的には正解だったようだ。 しかし、昼抜きは一寸こたえた感じだ。 |
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![]() 楊梅の滝(雌滝) |
![]() 楊梅の滝(雌滝)より琵琶湖を望む |
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![]() 楊梅の滝(雄滝) 滝見台より望む |
![]() 涼峠より望む琵琶湖 |
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![]() 涼峠 |
![]() ヤケ山から望むヤケオ山と釈迦岳(右後方) |
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![]() ヤケ山山頂 |
![]() タンヤマの頭から望む琵琶湖 |
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コース JR北小松駅(8:50)~比良げんき村(スタート)(9:12)~登山口~楊梅の滝(9:30/9:40) ~滝見台(10:00)~畑のコバ(9:09)~涼峠(すずみとうげ)(10:25)~オトシ中央(11:04) ~寒風峠(10:58/11:07)~ヤケ山(11:27)~大石~タンヤマの頭(11:59) ~ヤケオ山(11:26)~フジハゲ~釈迦岳(12:56)~カラ岳分岐~シャカ岳駅(13:35) =<比良リフト>=山麓駅(ゴール)=<バス>=JR比良駅[約8.5km] 天 候 晴れのち曇り 頂上付近霧雨 参加者 1名 実施日 2002.7.14 |