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伊吹山山頂にて | ||
伊吹山 夜間登山と太閤温泉 JR長浜駅=伊吹山登山口〜伊吹山〜伊吹山登山口=JR長浜駅 |
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真夏のハイキングなので少し志向を凝らして、夜間ハイキングを行いました。 昨年は雨でご来光を見ることができませんでしたが、今年はご来光を拝むことができました。 伊吹山1377mは滋賀県の最高峰で、深田久弥の日本百名山のひとつにかぞえられています。 8月24日、JR大阪駅を新快速長浜行きで21時に出発。 途中の各駅から参加者が乗り込み、長浜駅に22時30分到着。 ここからタクシーで伊吹山登山口の三宮神社へ向かう。 23時30分、登山準備をして三宮神社を出発。一合目までは、樹林帯の中を歩くので真っ暗だ。 ヘッドランプを頼りに慎重に歩く。時々後ろを振り返ると暗黒の世界だ。 一合目23時58分到着。ザックをおろすと日が変わって8月25日になる。 旅館には、学生などがクラブの合宿などをしていて、夜中に山に上がるのをみてびっくり。 風がなく、かなり蒸し暑い、汗を拭き小休止の後歩き始める。 ここから草原状の道を、月の光が暗闇を明るくしてくれている。 月は、2、3日前の満月の後なので、真ん丸でかなり明るい。 この月は結果的に、ご来光の後しばらく見ることができた。 1時過ぎ伊吹高原ホテルに到着。ここでしばらく休憩をして時間調整をする。 夜間登山に数組のパーティーが一緒だったが、闇の中なので隊列を組んで登る。 数回追い越したり追い抜かれたりしながら登りである。 8合目を過ぎるころから、胸突き八丁で登りも急になり、岩も滑りやすくなってくる。 天気はいいのではあるが夜露で足元が滑りやすくなっている。 9合目を過ぎると、緩やかになり、ほどなく小屋が見えてきて山頂に到着。 山頂到着は、3時11分だ。 しばらく小屋の前でたむろしていると、小屋に明かりがつき小屋が開いた。 外にいるとかなり寒かったが、小屋に入って温かいうどんを頂くとほっとした。 反面、徹夜で登ってきたので、眠気が一挙に襲ってきた。 半数の人は、小屋でうたた寝をしていた。 ご来光は、5時15分ごろと小屋の主人がいっていたので、5時ころから準備に入る。 山頂付近に、人が増え始めた。 ドライブウエイをマイカーでやってきた連中が車から出てきたからだ。 人が増えるのと同時に、ガスが下から吹き上げてきだした。 少し焼けたところを皆で、眺めていたがなかなかご来光にならない。 皆があきらめかけたそのとき、歓声が聞こえて少し右手に、真っ赤な太陽がガスの中から現れた。 予定より5分ほど遅れて、ご来光だ。あきらめた後とあって感激も大きい。 近くに適当な山並みがないため、雲の上にいきなり太陽があがってくる。 少しガスがかかったご来光であったが、なかなかきれいな太陽を見ることができた。 高原のお花畑を散策したが、時期的にお花が少ない。 コーヒーを沸かしてゆっくり山頂での時間を過ごす。 7時に山頂をお後にし下山開始。 お花畑になっている9合目近くの尾根を迂回して、お花を観賞し8合目へ。 登りで滑りやす苦なっていた道は、朝露が倍化されつるつるになっている。 注意しながらの下山となる。下り始めるとだんだん暑くなって汗が出始める。 8時45分、伊吹高原ホテルに到着。ここまでくると眠気が激しくなってきた。 事故の心配もあるので、予定を変更してゴンドラで降りることにした。 帰りのバスの時間調整もありしばらく休憩。 一緒に登った他のパーティーも日陰で仮眠状態だ。 9時30分、ゴンドラに乗り下山。三宮神社で時間調整。バス停で時間待ち。 10時30分のバスに乗り、長浜駅へ。昼食の後、太閤温泉に入って疲れを癒し帰阪した。 |
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6合目で休憩(1:50) |
ご来光を待つ |
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ご来光を待つ |
ご来光を待つ |
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ご来光(5:19) |
ご来光(5:19) |
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お花畑になっているピークで |
足元に注意しながら下山 |
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下山は慎重に |
下山は慎重に |
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下山は慎重に |
下山は慎重に |
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伊吹山(伊吹高原ホテル前より) |
無事下山でくつろぐメンバー(ホテル前で) |
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コース |