桑谷山山頂にて
京都北山三角点トレック 主催:京都バス
桑 谷 山 (924.9m)
大悲山口〜桑谷山登り口〜鉄塔〜東峰〜桑谷山〜<長戸谷>〜
林道出合〜長戸谷林道入口

 
京都バス主催の京都北山トレック、今年最終回の5回目、今日は桑谷山コースに行った。
前回の滝谷山がほとんどが尾根歩きでピークまで森林の中の急登であったが、今回の桑谷山もそれにも増していた。
大悲山口から歩き始める。峰定寺方向に歩くと左に桑谷林道になる。30分ほどで桑谷山登り口に着く。
ここから桑谷山に直登するコースもあるようだが、標識は右のわき道に入っていくようになっている。
案内で急登とは聞いていたが、かなりの急登だ。2、3人前の人の足が目の高さ以上になる。
夏場に行けばバテそうな雰囲気の登りである。
しかし急登の第一関門1つ目の鉄塔までは30分足らずで行けるのでどちらかと言えば楽なコースかもしれない。
鉄塔付近は伐採されており見通しのよい場所になっている。しばらく休憩して東峰に向かう。
約20分ほどの急登の後、東峰に到着。ここで昼食にする。
右前方に鉄塔がありここも伐採されているので見通しがいい。
少しかすんでいたが、前方に峰床山少しかすんで武奈ヶ岳から比良の連山が、左を見れば蛇谷ヶ峰、三国岳が
見える。右には大悲山、滝谷山、天ヶ岳方面が見えるが山の名前は分からなかった。
昼食後桑谷山山頂に向かう。尾根伝いの道で、ネットに沿って進む。高原気分が味わえるいい道だ。
10分足らずで桑谷山三角点に着く。三角点は視界が悪く景色は望めない。
桑谷山山頂を後にして下山開始。尾根道を少し行ったところから谷に下りていくが、かなり急斜面である。
渋滞になっていたので、アンカーの係の人と休みながら下る。
係の人の話だと、道を整備するのに3日かかったそうだ。
何せ小石が斜面全体にごろごろしておりしかも急斜面、小さな石でも落とせば必ず誰かに当たるのは必死の
状態が予測される。そこで小石を除去し余り急なところには階段を作ったそうだ。
アンカーの方と最後だったが、小石は余りなかったが作った階段など300人も歩けば無くなってしまっていた。
ほとんどの人が主催者で用意したロープにつかまって下山した。
長戸谷の沢に出ると、沢山のお花が咲いていた。一番目に付いたのが、ミカエリソウだった。
振り返って見るぐらいきれいなのでミカエリソウと言うのですよとおねえさんがおしえてくれた。
アケボノソウ、オタカラコウも沢山咲いていた。やがて林道を過ぎゴールに到着した。
ゴールでは、今年5回参加したので「登破賞」を頂いて帰路に着いた。
スタッフの京都バスの皆さんお疲れ様でした。なにはともあれ無事下山、ありがとうございました。

大悲山口

桑谷山への急登(東峰まで続く)

桑谷山への急登で

1つ目の鉄塔下で

桑谷山東峰で昼食

桑谷山東峰にて

東峰から桑谷山山頂に向かう

桑谷山山頂にて

桑谷山から急斜面を下山

林道出合にて

ミカエリソウ (長戸谷下流に一面に咲いていた)

アケボノソウ (長戸谷下流で)

オタカラコウ (長戸谷下流で)

(長戸谷下流で)
 
コース
  京阪出町柳駅(8:10)=(バス)=大悲山口(9:32)
  大悲山口(9:45)〜桑谷山登り口(10:15/10:20)〜1つ目の鉄塔(10:51/11:04)〜
  東峰(11:28/昼食/12:15)〜桑谷山(12:22)〜<長戸谷>〜林道出合(13:38)〜
  長戸谷林道入口(14:00/14:05)=(バス)=京阪出町柳駅(15:35)

天 候  晴れ

参加者 5名 (トレック参加者:306名)
実施日 2002.10.5