雨飾山　笹平にて
友歩会特別企画
日本百名山　雨　飾　山　標高1963m 雨飾温泉〜中ノ池〜笹平〜雨飾山〜笹平〜荒菅沢〜雨飾山登山口〜小谷温泉
友歩会特別企画で雨飾山に登った。今回リレー登山で前日までは立山の縦走をしていた。 趣きが立山と１８０度異なる雨飾山だ。 １０月１４日、立山縦走班と大阪出発班が富山駅で合流。富山駅から普通列車で糸魚川へ。 ここからタクシーで雨飾温泉、雨飾山荘へと向かう。タクシーの運転手の話だと昨日はかなりの雨が降ったとのことだった。 国道から雨飾温泉への道をしばらく入ったところで、雨飾山がよく見えると話してくれたがガスで何も見えなかった。 代わりに駒ヶ岳がガスの合間から鋭く見えていた。標高は１４８８ｍぐらいと低いが岩山のようである。 雨飾山荘に着いて、温泉につかりゆっくりした。なんでもここの温泉は胃腸病にいいらしい。 １０月１５日、雨飾山荘を６時４３分に出発した。登山道は一昨日の雨の影響と、雨飾山の北斜面になるため 足元が滑りやすくなっており登るのに一苦労させれれた。 なんでも昨日下山した人曰く「とんでもない山だ」といっていたのが印象的だ。 山荘から見上げるようにピークがあるが、その上までかなりの急勾配を上がっていく。 登りきったところが難所のぞきといわれている。しばらく平坦な道が続く。 やがて登りも急になりハシゴになったところに出る。見え隠れしていた鋸岳がきれいに見えてくる。 鋸岳は山荘からも見えていたがかなり特徴のある山だ。 中の池を過ぎると１時間ほどで笹平に行ける。しかしここからののぼりは滑りやすいし階段状になっており胸突き八丁だ。 やがて笹平の梶山分岐に出る。このあたりは名前のとおり一面が笹に覆われている。 雨飾山の頂上が見えるところで、ザックを置いて空荷で登ることにした。 風が強く吹きはじめかなり寒くなってきた。ヤッケを着て山頂に上がる。
雨飾温泉	雨飾温泉　都忘れの湯
雨飾山荘にて	雨飾山への登道にて
雨飾山への登道にて	雨飾山への登道にて
鋸岳	雨飾山への登道にて
笹平を行く（向こうは雨飾山）	雨飾山（笹平にて）
雨飾山山頂に１０時４０分到着。山頂は南峰と北峰の双耳峰で猫の耳と言われているそうだ。 来るときは薬師尾根を上がったので分からなかったが、南側は布団菱と呼ばれ厳しい巨大な岩壁になっている。 笹平からの山容からはとても想像できない。南峯が山頂になっており、北峰には石仏と祠がある。 ここから３６０度の展望ができ見事だ。しばらくして笹平に戻る。
雨飾山・南峰	雨飾山・北峰
雨飾山・北峰山頂から南峰を見る	雨飾山・南峰山頂にて
雨飾山・南峰	雨飾山・北峰
笹平から小谷温泉への道は、雨飾温泉からの道と違って泥濘がすくない尾根道になっている。 荒菅沢まではかなり急な下りだ。布団菱の眺めがいい。１時間ほどで荒菅沢に到着。 ここからの眺めは最高によい。特に紅葉がすばらしい。紅葉を見ながら昼食にした。 １時間半ほど下ると小谷温泉側の雨飾山登山口に到着した。 途中、川原や尾根道での紅葉はきれいだった。 登山口から自動車道を約１時間、少しダレ気味で下る。小谷温泉まで車道を歩くのは長すぎる。 ぶつぶつ言いながら山田旅館に到着。温泉につかって疲れを癒した。 全行程、天気に恵まれすばらしい山行きができた。お天気に感謝だ。 そして参加者の皆さんお疲れ様でした。次回また新たな山に挑戦しましょう。
雨飾山から見渡す笹平	笹平にて
荒菅沢にて	雨飾山（荒菅沢にて）
荒菅沢にて	荒菅沢にて
雨飾山（荒菅沢にて）	荒菅沢にて
雨飾山登山口にて（小谷温泉側）	雨飾山（小谷温泉への車道より）
雨飾山（小谷温泉への車道より）	小谷温泉　山田旅館
コース　　 １０月１４日 　（Ａ班） 　室堂(8:00)＝<高原バス>＝美女平＝<立山ケーブル>〜立山＝<富山地鉄>＝ 富山駅(10:11) 　（Ｂ班） 　大阪(8:42)＝<サンダーバード７号>＝京都(9:08)＝富山(11:52) （合流）富山(12:26)＝<普通>＝糸魚川(13:36/13:50)＝<タクシー>＝ 雨飾温泉(14:30)　　雨飾山荘(泊) １０月１５日 　雨飾山荘(6:43)〜難所のぞき(7:11)〜ハシゴ(8:12)〜中ノ池(9:08)〜 笹平(10:12)〜雨飾山(10:40/10:50)〜笹平(11:18)〜荒菅沢(12:35/昼食/13:30)〜 雨飾山登山口(15:05)〜小谷温泉(16:40)　　山田旅館 (泊) １０月１６日 　小谷温泉(10:50)＝<バス40>＝南小谷駅(11:26/12:24)＝<普通>糸魚川(13:38) 糸魚川(14:09)＝<普通>＝富山(15:21/16:07)＝<特急サンダーバード40号>＝ 大阪(19:32) 天　候　　晴れ（全日） 参加者　５名　 実施日　2002.10.14〜16