武奈ヶ嶽山頂にて
京都北山三角点トレック 主催:京都バス
武奈ヶ嶽 (865m)
角川生活改善センター〜赤岩三角点〜武奈ヶ嶽〜赤岩三角点〜石田川ダム

 
京都バス主催の、秋季特別トレックで,、武奈ヶ嶽に行った。
武奈ヶ岳(嶽)は近江に2つある。比良山系の武奈ヶ岳と、近江今津町の武奈ヶ嶽だ。
今回、近江今津町の武奈ヶ嶽に行く。
出町柳駅をバスで出発。天気は晴れで青空に雲がところどころあり、登山日和である。
ところが、坊村を過ぎるころから雨がぽつぽつと降り始めた。朽木村に入るとかなりきつい雨になってきた。
雨は降ったりやんだりで、登山口の角川生活改善センターに着いたときは上がっていた。
石燈籠のところから山に入る。
登山道はあまり整備されていないので、畦道のようなところから入り堰堤の上を飛び越えて登り始める。
少し行くと山道らしくなってきた。雨が降り始めたので雨具をつけた。
少し急な登りが過ぎ、どんどん上がると少し平坦な道になってくる。少し急な斜面を登りきると三角点だ。

赤岩三角点(740.3m)は、杉林の中にある三角点だ。
天気がよければ琵琶湖が見えるはずだがあいにく見えない。
しばらく行ったところで下りになる。下りきったところから武奈ヶ嶽の登りになる。
100人もの人が歩いているので道は泥んこ状態で帰路はさぞかし大変だろう。
三角点あたりから雪があちこちで見られるようになる。
ススキの中を歩くころにはかなりの雪が見られるようになってきた。
多分昨夜に積もった雪ではないだろうか。やがて武奈ヶ嶽の第一ピークに到着。
武奈ヶ嶽のピークは3ツあり、第二ピークが代表格の865m、第三ピークがその先にあり展望台になっている。
第三ピークで震えながら昼食にする。寒くて何を食べたかわからない状態だ。
晴れていればここから琵琶湖から日本海そして近隣の山々が近くに見えるはずだ。
雨は、みぞれから雪に変ってきた。寒さもピークに達してきたので早々に下山することにした。
ぬかるんだ泥コネ道を滑らないよう注意しながら降りる。肩のこる下りだ。
赤岩三角点に引き返しここから石田川ダムに向けて進む。下りはかなり急な道になっている。
雨も時々止みだした。近くの山や石田川が見え始めた。
紅葉はさほどでもないが雨から開放されほっとした瞬間だ。
泥んこ道と格闘しながらやっと石田川ダムに到着。

赤岩への登山口

赤岩三角点(740.3m)にて

赤岩からの下り

雨の合間に紅葉と沢が見える
今回は泥んこ試合の様相だったが、11月初めで初雪の経験もよかった。
秋の紅葉を楽しみに計画されたのだが一挙に冬将軍との対面になってしまった。
山自体はそんなにきつい登りもないので簡単に登れる。頂上の眺めも晴れていればすばらしいとのことであり、
再度挑戦しても面白いのではないだろうか。
 
コース  
 出町柳駅(8:10)=<バス>=角川生活改善センター(10:00/10:15)〜
赤岩三角点(11:28)〜武奈ヶ嶽(12:22/12:40)〜赤岩三角点(13:10)〜
石田川ダム(14:10/14:50)=<バス>=出町柳駅(16:20)

天 候  雨

参加者 5名 (トレック参加者:105名)
実施日 2002.11.2