|
||
スキー場付近にて | ||
主催:MRC | ||
比叡山縦走 修学院〜<きらら坂>〜比叡山〜玉体杉〜横高山〜水井山〜仰木峠〜大原 |
||
MRC主催の比叡山縦走に参加した。叡山電車の修学院駅から歩き始める。音羽川に沿って進み、 きらら橋の手前で準備体操をしていよいよ山に入る。きらら橋を渡るとすぐきらら坂(雲母坂)に入る。 修学院離宮のフェンスの横を登るがやがて、V字型にえぐれた坂道になる。 さらに進むと比較的平坦な道になり、水飲対陣之跡石碑に着く。小休止の後ケーブル比叡駅に向けて歩く。 途中ところどころ展望のきく場所があり紅葉のきれいな風景が見える。 叡山ケーブルのガラガラ音が聞こえてきてほどなくケーブル比叡駅に到着する。 ここからの眺めはすばらしく京都市街が一望できる。特に宝ヶ池付近は池や小山が点在している模様がきれいだ。 愛宕山から六甲の山並みまでが見渡せ、さらに遠くの山々も見える。 落ち葉を踏みながら先に進むと、比叡山人口スキー場に着く。このスキー場は本年から営業を中止するとのことだ。 紅葉を楽しみながら歩く。やがてドライブウエイの陸橋を渡ると山王院があり、ここから比叡山の諸堂が点在する。 浄土院の石垣の苔は、紅葉したのか赤くなっていた。珍しい苔だ。 釈迦堂に到着。ここで昼食にする。気温が下がっているのか日陰に入るとかなり寒い。 全員でお参りして記念写真を撮り、午後の行程に入る。午後は仰峠を経て大原までの行程だ。 奥比叡ドライブウエイに沿って歩道が続いているが比較的平坦で楽しく歩ける。 少し登りがあって上がりきると玉体杉に着く。西塔から横川までの尾根道の中間点で回峰行者が御所に向かい、 玉体加持(天皇のご安泰をお祈りする)をした場所だそうだ。杉の木は自然に生えたのか誰かが植えたのかは 分からないそうだ。ここからの展望は特に良い。比良山系から伊吹山そのさらに向こうには白山と思われるが、 雪を頂いた遠くの山々がきれいに見える。すばらしい光景を楽しむことができた。ベリーべりグッドだ。 横高山(釈迦ヶ岳)へは、一旦かなり下り登り返すことになる。かなり急な上り返しだ。 横高山は標高767mで展望はよくない。横高山から水井山へも下って急な登り返しになる。 水井山は標高794mで、頂上は広く三等三角点がある。こちらも展望はよくない。 水井山を後に仰峠に向かう。熊笹の多い道を快適に歩く。やがて大津市仰木町からの分岐になり仰木峠だ。 峠の上に見晴らしのいいところがある。ここから琵琶湖が眺めがられる。正面に近江富士がきれいに見える。 戸寺まではかなりきつい下りが続くが気をつけて降りる。降りきるとパッと開け大原に着く。 薄暗い山道から、いきなり日のさす広い空間に出て、心が広くなったような気がした。 大原バス停まで紅葉を楽しみながら歩き、バスで帰途に着いた。天気に恵まれ紅葉もきれいで楽しい山歩きになった。 |
||
きらら坂のV字道 |
ケーブル比叡駅より望む |
|
釈迦堂 |
釈迦堂にて |
|
玉体杉手前にて |
玉体杉にて |
|
横高山山頂にて |
横高山から望む水井山 |
|
水井山山頂にて |
仰木峠の展望台にて |
|
大原戸寺に下山 |
戸寺にて |
|
コース 出町柳=<叡山電車>=修学院(8:15)〜きらら橋(8:43)〜水飲対陣石碑(9:20/9:30)〜 ケーブル比叡駅(10:13/10:30)〜釈迦堂(11:14/昼食/11:54)〜玉体杉(12:31)〜 横高山(12:54) 〜水井山(13:17)〜仰木峠(13:58)〜大原(15:00)=<バス>=三条京阪 天 候 晴れ 参加者 1名 (全参加者:31名) 実施日 2002.11.23 |