嶽山 東條小学校近くより
河内の山
嶽   山
汐ノ宮〜目白不動〜城山オレンジ園〜龍泉寺〜嶽山〜龍泉バス停=富田林
 
今までに行った山の山容を写真に撮ろうと思い立った。理由は登った山の名前や山頂の状況などは記憶にあるのだが、果して山の形はどんなのだったかは分かっていない。富士山のように有名であれば誰でも分かるのだが。また単独峰であればいいのであるが、連山の場合又難しい。近くの山からチャレンジをしようと試みた。今回試みた山は、嶽山である。

近鉄滝谷不動駅で下車した。
当初滝谷不動手前から嶽山の尾根伝いに嶽山に行こうと決めていた。
ところが28日は不動尊の御縁日で、駅から1キロほどの参道は身動き取れないぐらいの賑わいだ。
参道には露天が延々と軒を並べている。まるで正月の初詣のようだ。
不動尊の信仰も熱いものがある。ちなみに爺さん婆さんに混じってお参りはちゃんと済ませた。
ところが今日の計画していた道は、こんな状況から全く見当がつかない。
不動尊をやり過してバスどおりに出る。以前タクシーで嶽山の温泉に行った道だ。
中佐備交差点から1.5kmほど行くと東條小学校に着く。
このあたりまで来ると嶽山の山容も見えてくる。道から東に離れてみると少しは山の形に見える。
道から見ているとどう見ても裏山の壁にしか見えない。
400mほど行くと龍泉寺の大正時代に作られたと思われる案内の石碑が見えてくる。
急な坂道をしばらく登ると龍泉寺に着く。
龍泉寺は推古天皇の時代に蘇我馬子が創建した寺院だそうで、池のある庭園で国指定名勝だそうです。
龍泉寺を後にどんどん上がっていくと嶽山の山頂に着く。
山頂までの道では金剛山・葛城山・二上山と続く山並みがパノラマのように見える。
このパノラマの風景は、かんぽの宿・富田林の展望露天風呂からも温泉につかりながら満喫できる。
かんぽの建物に入らず、左から時計回りのように回ると「嶽山窯跡群」があり、
テニスコートの裏にまで回ると「嶽山城址」に着く。標高278mだ。
かんぽの宿一帯の山頂が嶽山城址で、「楠公龍泉寺城址」の石碑が立っている。
楠木正成が築いた城といわれている。ここで昼食にした。
探索がうまくいけばかんぽの宿で温泉につかってゆっくりしようと思ったのだが、
汐ノ宮駅からのコースを確認したかったのともう少し嶽山らしい写真を撮りたかったので今回はパスした。

滝谷不動尊

嶽山 東條小学校近くから

龍泉寺

龍泉寺庭園

NTTドコモ龍泉無線中継所

かんぽの宿・富田林

楠公龍泉寺城址(嶽山城址)

嶽山城址にて

葛城山(嶽山から)

金剛山(嶽山から)
山頂を後に再度、嶽山の撮影にチャレンジしてみた。結果的には裾野までひくことができず満足に至らなかった。
滝谷不動駅まで戻り、汐ノ宮駅より再度チャレンジしてみた。
汐ノ宮駅からまっすぐ進み橋を渡って山に登っていくと、目白不動に着く。ここから嶽山の頂上部分が見えるが絵にはならない。
城山オレンジ園を抜けて、龍泉寺まで行ったが結局、写真は撮れなかった。
しかたなく龍泉バス停からバスで富田林に戻り帰路に着いた。
嶽山の裾野までカメラに納めようと思えば、南東の方向に下がって農業公園サバーファームの付近が良いのかもしれない。

嶽山(東條小学校辺りから)

嶽山(東條小学校辺りから)

嶽山(汐ノ宮駅辺りから)

目白不動(願昭寺)
 
コース
  近鉄滝谷駅(10:40)〜滝谷不動(11:00)〜東條小学校〜龍泉寺バス停(11:42)〜
  龍泉寺(11:55/12:05)〜かんぽの宿・富田林(12:21)〜嶽山城址(12:30/昼食/12:50)〜
  龍泉寺バス停〜東條小学校(14:06)〜滝谷不動(14:21)〜滝谷不動駅=汐ノ宮駅(14:55)
  〜目白不動(15:12)〜城山オレンジ園(15:30)〜龍泉寺バス停(15:50/16:02)=富田林駅

天 候 晴れ

参加者 1名
実施日 2003.2.28