貝ヶ平山 山頂にて |
友歩会定例会 |
貝ヶ平山・香酔山・鳥見山〜長谷寺温泉 |
新緑の山ももうすぐ、木々の躍動が感じられる。あいにくの曇り空だったが楽しい1日を過ごした。 9時10分榛原駅からバスがないのでタクシーで玉立橋から清竜寺まで一気に入る。今日は午後雨になる予想もあったので、約4キロタクシーで時間稼ぎした。 清竜寺の先のほうから林道を上がっていく。東海自然歩道や鳥見山への標識はあるが貝ヶ平山への案内がない。鳥見山への標識のあるT字路を鳥見山と反対にとり先に進む。しばらく行くとまた林道が二手に分かれている。林道でないような雰囲気の山道を取る。やがて先に空が見えてきた。きっと鳥見山から貝ヶ平山も尾根道だろう。やっと尾根道の出る。右にとって貝ヶ平山に向かう。途中振り返ると鳥見山がきれいに見える。 かなり急な坂を登りきると貝ヶ平山の山頂に着く。山頂は広いが見晴らしはよくない。三等三角点があり、その前に「妙法奉大天狗小天狗鎮座」と彫られた石柱がある。標高は822.0mだ。他の面にも神名などが彫ってあり、小さい石の机にはお賽銭が積まれている。来た道を20mほど下り分岐から香酔山に向かう。 一旦鞍部まで急斜面を下り、倒木と熊笹を掻き分けて登り返すと香酔山に着く。この山頂からの展望も望めない。標高は796mだ。分岐まで戻り朝来た道を引き返す。朝通った分岐を過ぎると今度は鳥見山に向かう。 鳥見山は桧の植林された山だ。尾根道の出ると前が開ける。鳥見山公園に進むと四等三角点になる。ここから少し下ると鳥見山公園が足元に一望される。ちょうど桜が満開でとてもきれいだ。もうすぐするとツツジがきれいに咲くとのことだ。展望台で昼食にする。ここからの景色は最高だ。右手に金剛山・葛城山・二上山が見え、中央に音羽山・熊ヶ岳・竜門岳、左手には大台ケ原・山上ヶ岳が遠望できる。足元には箱庭のようになっていて、大和三山の畝傍山・香久山・耳成山も見えるすばらしい場所だ。うしろの木々の間から額井岳のきれいな曲線が見える。額井岳は「大和富士」と呼ばれている。 |
午後は鳥見山公園から長谷寺までのコースだ。東海自然歩道を進む。 鳥見山公園からしばらくは舗装道路だが、いつしか山道になる。当初長谷寺まで舗装道路と思っていたがそうでなかった。 高束城址まで登りが続く。ここから下りになりやがてまほろば湖に着く。かなりダム湖は大きくグルット半周回る。 長谷寺につくころから雨が降り始めた。天気予報も正確になってきたようだ。 長谷寺温泉井谷屋さんの千人風呂でゆっくりくつろいだ。少し疲れたが楽しい一日だった。 |
コース 近鉄鶴橋駅(8:18)=榛原駅(9:04/9:10)=<タクシー>=玉立(とうたち)橋・清竜寺(9:25) 清竜寺(9:30)〜貝ヶ平山(10:35)〜香酔山(11:00)〜鳥見山(11:50)〜 鳥見山公園(12:05/昼食/12:40)〜初瀬ダム(14:25)〜長谷寺(14:45/入浴)〜長谷寺駅= 鶴橋駅 ●約17キロ 天 候 曇り 参加者 8名 実施日 2003.4.19 |