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高森山 四国山より | ||
泉の山 高森山 標高284.5m 四国山 標高241m 小島住吉〜報恩講寺〜高森山〜四国山〜二ノ宿峠〜西庄駅 |
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今までに行った山の山容を写真に撮ろうと思い立った。理由は登った山の名前や山頂の状況などは記憶にあるのだが、果して山の形はどんなのだったかは分かっていない。富士山のように有名であれば誰でも分かるのだが。また単独峰であればいいのであるが、連山の場合又難しい。近くの山からチャレンジをしようと試みた。今回試みた山は、高森山である。 梅雨の切れ間で、五月晴れと言うそうだが曇りがちの五月晴れだ。 早速、大阪50山の最南端の山、高森山から四国山に行った。 多奈川駅でバスを待って小島住吉に向かう。バスは町内巡回バスで100円で乗せてもらえる。 早速、明神崎にある小島住吉神社にお参りする。 漁港に沿って歩くと魚のモニュメントが出てきて魚供養塔がある。その横に紀伊の国の碑が立っている。 山に来たのか海に来たのか疑わしくなるが、海と山が同時に楽しめるのも当地そのものだ。 いよいよ大川に到着。報恩講寺にお参りして、川沿いに上流に上がる。道はそこそこ広い。 しかし整備されていないのと登山者が少ないせいかジャングルに迷い込んだような雰囲気だ。 いたるところつるがぶら下がったり、木が倒れていたり、下草もかなり伸びている。 この道は戦争中要塞があったことから、石段もところどころしっかりした形で残っている。 司令部の石柱も見られる。頂上付近から藪漕ぎになる。道に迷ったのかと心配になる。 草むらの中にベンチが数個確認できた。山頂に近いらしい。 もがきながら抜けきるとパッと開け立派な登山道になる。 数分で山頂に到着。標高は284.5m、三等三角点になっている。 展望は一方だけで登山口になる大川の集落とその向こうの海がきれいに見える。 見通しがよければ淡路島が見えるはずだ。午後は四国山に向かう。 道は整備されているが、標識が双方向でなく逆なので分かりにくい。 枝道がたくさんあり枝道でない方が良い道のところもある。とにかく左左へととって進む。 途中のピーク点に展望台ができている。さらに進むと四国山に着く。四国山にも立派な展望台ができている。 この展望台から全展開の展望が楽しめる。高森山は勿論目の前に見える。 南側には広い台地ができている。この台地は関空の造成のために山が削り取られてしまったからだ。 少し緑になっているので救われるが、土色だったらさびしさが襲ってきそうな感じだ。 四国山を下山すると車道に出る。和歌山県の森林公園になっている。駐車場なども整備されている。 したがって標識もこちらからの表示だけで十分ということだ。 和歌山側から登って下りも和歌山県側にと言うことだ。何はともあれ海と山を同時に楽しめた。 |
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明神崎 |
岬住吉神社 |
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魚供養塔と魚のモニュメント |
紀伊国の碑 |
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報恩講寺 |
高森山(右から2つ目の奥のピーク) 大川から |
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高森山 山頂 |
大阪湾と大川の集落 高森山山頂より |
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高森山 三等三角点 |
高森山山頂にて |
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高森山 P233展望台より |
関空造成のために削られた山 P233展望台より |
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四国山山頂 |
四国山山頂にて 後方は高森山 |
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コース 難波駅(8:54)=<南海急行>=みさき公園駅=<多奈川線>=多奈川駅(9:57) 多奈川駅(10:21)=<中日臨海バス>=小島住吉(10:37/住吉神社取材/10:45)〜 大川(11:00)〜報恩護寺(11:05/11:10)〜加太分岐(11:47)〜 高森山(12:08/昼食/12:25)〜p233(12:50)〜四国山(13:05/取材/13:22)〜 葛城二十八品行所〜西畑峠〜和歌山西高校(14:11)〜加太線・西ノ庄駅(14:35)=難波駅 天 候 晴れ(梅雨の切れ間) 参加者 1名 実施日 2003.6.26 |