神於山 蜻蛉池公園より
和泉の山 神 於 山  標高296.4m
宮の台〜意賀美神社〜神於山〜蜻蛉池公園

 
今までに行った山の山容を写真に撮ろうと思い立った。理由は登った山の名前や山頂の状況などは記憶にあるのだが、果して山の形はどんなのだったかは分かっていない。富士山のように有名であれば誰でも分かるのだが。また単独峰であればいいのであるが、連山の場合又難しい。近くの山からチャレンジをしようと試みた。今回試みた山は、神於山である。

神於山(こうのやま)という山はあまり聞いたことがなったが、大阪50山の一つなので行ってみた。
神於山は岸和田の展望台だそうだ。
岸和田市街は勿論大阪湾から六甲連山、明石大橋から淡路島が一望できるとあって期待して行った。
南海岸和田駅からバスで宮の台へ。宮の台バス停を降りると神社がある。
意賀美神社(おがみじんじゃ)で、「雨降り大明神」として知られているようで雨降りの滝がある。
神社の境内は「大阪みどりの百選」に選ばれている。木々がこんもりとし、少し湿った感じだ。
神社を跡に数分右手に車道を行くと神於山への登山口がある。
登山道は林道で簡易舗装がされていて結果的に頂上から北側の登山口まで続いている。
半時計方向に螺旋状に登っていく感じだ。半周ぐらいで山頂近くになる。
山には珍しく雑木林と竹林とみかん畑が一緒になったような山だ。
山頂付近で林道が二股になっている。右にそれるようにとると上に行く道がある。
少し登ると土石流の観測設備がありその上に、今は木々に囲まれた古い展望台がある。
展望台の奥に石碑がある。城見台だ。かつては展望がよく岸和田のお城と遣り取りをしていたのだろう。
三角点もあったという話だ。一旦分岐まで戻り先に行くとツーカーホン関西のアンテナ装置がある。
さらに先に行くと右手上にNTTドコモのアンテナがある。その奥に展望のいい国見台がある。
ここから岸和田市街は勿論大阪湾から六甲の連山、明石海峡大橋、淡路島とすばらしい景色が堪能できる。
写真ではうまく表現できないがすばらしいに尽きる。しばらく景色を楽しんだ後下山した。
山を越えるような感じで北側に下りる。途中からの景色もすばらしい。
途中に休憩所が整備されているので昼食にし、ここから登山道を下る。
登山道は地元の小学生が自然保護の思いを沢山貼っている。
やがて国道170号線に出る。ここから蜻蛉池に行こうとしたが道を間違えて30分ほどロスになった。
元に戻って再出発し約50分で蜻蛉池公園についた。公園は府営で一日十分遊べる広大な公園だ。
ここから見る神於山や金剛連山の三国山などがきれいに見える。特に公園に池とマッチしてすばらしい。
バスの便が1時間に1本なので切り上げて帰途に着いた。

意賀美神社

神於山登山口

展望台

城見台

ドコモ無線中継所

国見台

淡路島遠望 国見台から

大阪市街・六甲山遠望  国見台から

大阪市街  国見台から

大阪市街遠望  国見台少し下がった所から

蜻蛉池公園入口

蜻蛉池公園
 
コース
  南海岸和田駅(9:32)=<バス>=宮ノ台(9:53)〜意賀美神社(9:55/10:11)〜登山口(10:13)
  〜神於山(10:40/散策/11:15)〜休憩所(11:20/昼食/11:30)〜
  国道170号線(11:40/迷道/12:08)〜蜻蛉池公園(13:00/取材/13:53)=JR下松駅(14:02)
  =京橋駅

天 候  曇り

参加者 1名
実施日 2003.7.4