額井岳 赤瀬(玉立橋付近)から 
三角点探訪
額井岳(大和富士) 標高812.6m 戒場山 標高737.6m
戒場〜戒長寺〜戒場山〜額井岳〜十八神社〜山辺赤人の墓〜戒場
 
 三角点探訪で額井岳と戒場山に行った。このコースは1999年9月に十八神社から登り戒場に下山の実績がある。

 今日はその時と逆コースをたどってみた。戒場は高台になった山の中の集落で標高がすでに540mだ。先ず戒長寺の石段を上がる。石段の脇はアジサイが最後の化粧をしていた。上がりきると鐘楼のある山門に着く。山門の横に天然記念物の「お葉つきイチョウ」がある。

 戒長寺の右側奥に戒場神社がありここにもホオノ木の巨樹がある。いよいよ戒場山への登りにかかる。登りはじめは熊笹で道が覆われている中を進む。やがて植林の山になり尾根に出る。少し登るとピークに達し、木の間から額井岳が見える。

 少し下って上り返すと戒場山の山頂に着く。山頂は広いが植林で展望は望めない。
標高は737.6mで三等三角点になっている。山頂から少し急な道を下りきると戒場峠になる。ここから額井岳まで二つほどピークを超えることになる。先ず一つ目のピークまで急坂を上がる。上がりきると反射板がありここから戒場山がよく見える。また下って上り返すと額井岳の手前に見えるピークに達する。この山は戒場より見たときの前衛の山だ。また下って上り返すと今度は額井岳の山頂になる。山頂付近は熊笹に覆われている。

 山頂にはお社と休憩所、展望台などがあり、標高812.6mで四等三角点になっている。展望台からは高見山・大台ケ原方面・大峰山方面・宇多の山々が展望できる。反対側からは香酔山・貝ヶ平山・鳥見山方面が見える。なかなか景色のいいところだ。額井岳はふるさと富士で「大和富士」と呼ばれている。ビューポイントが探しきれなかったが赤瀬、平野辺りからが良いそうだ。

 山頂を後に下ると十八神社に着く。ここからアスファルトの東海自然歩道を歩くと山部赤人の墓に着く。山部赤人の墓と歌碑がありここから望む戒場山は美しい。赤人の墓から奥に350mほど行くと山辺の四等三角点がある。アスファルトを歩くのは好まないが1kmほど歩いて戒場に戻った。逆のコースもなかなか面白い。

額井岳 戒場より

戒長寺 山門と天然記念物のお葉つきイチョウ

戒場山 山頂にて

戒場山 三等三角点

額井岳 山頂の四等三角点

額井岳 山頂にて

額井岳山頂より 榛原市街を望む

香酔山(手前)と貝ヶ平山(奥) 額井岳山頂より

十八神社

山部赤人の歌碑と戒場山

山辺 四等三角点

戒場山 山部赤人の墓より
 
コース
  戒場(10:45)〜戒長寺(10:55/11:04)〜戒場山(11:23/11:31)〜戒場峠(11:42)〜
  反射板(12:00)〜額井岳(12:18/12:45)〜十八神社(13:08)〜
  山部赤人の墓・山辺三角点(13:20/13:38)〜戒場(13:55)

天 候  晴れ 
参加者 1名 
実施日 2004.07.20