玉置山 山頂にて |
友歩会 特別企画 |
谷瀬の吊橋 玉置山 標高1076.4m |
数年前から谷瀬の吊橋を渡ってみたいという、しまやんの希望で参加者を募ったところ9名の参加者を得た。台風や集中豪雨で地盤が緩んだ大塔村の国道168号線で10日、大規模な地滑りが発生し、決行が危ぶまれた。山肌が幅約120メートル、高さ約120メートルにわたって道路ごと崩れ落ちた。地滑りが予測され迂回路が確保されていたので決行した。 天気予報では余り良い情報ではなかったが時々晴れ間も射す中霧雨、大雨など当地特有の天気だった。大阪門真から近畿自動車道、西名阪にで柏原ICへ。ここから国道165号、県道30号、国道24号で五条市へ。ここから十津川まで国道168号線を走らせる。道は改良が進み幹線道路に相応しく成りつつある。ところどころでトンネル工事や橋梁の工事が進んでいる。世界遺産にも関係あるのだろうか。やがて問題の大塔村にやってきた。迂回路は仮設と思われる道路で川原に下り、突貫でパイプに土嚢を積んだ土手で川を渡る。当然増水すれば渡ることはできない。対岸の県道を数回離合待ちしながら進む。上を見上げると地滑りの無残な姿が飛び込んでくる。その後橋を渡って対岸に戻り通常通り先に進む。雨が降り始めたが橋は渡れるだろうか。 心配しながら谷瀬の吊橋の駐車場に車を入れる。小雨になっていたのでラッキーだ。早速しまやんを除く全員橋を楽しみながら渡る。この吊橋は昭和29年800万円を投じて造られ、長さ297.7mで高さが54mで歩道専用吊橋では日本一だそうだ。ところでしまやんはと言うと我々が橋を渡って戻ってくるとレストランでビールを飲んでこちらを眺めていたのだ。幸い雨もやんでベストコンデションなのでしまやんを誘い出して、橋にかかったが少し先まで行って写真を撮るに終わった。レストランで昼食をとり一路温泉へと向かった。十津川温泉は川沿いの道なりに民宿や旅館がある。 我々は先に進み下湯のホテルに行った。ホテルの近くに野猿があるので歩いて行ってみた。しまやんはなぜか乗ることができた。野猿は渡れて吊橋は渡れないのはなぜなんだろう?先に2人渡ったがロープを引くのがかなり疲れるので後は途中まで行って写真を撮った。今日1日の汗がまとめて出た。 早速温泉に浸かりゆっくりくつろいだ。夕食の後、カラオケでしばらく楽しんだ。ゆっくりできた一日だった。 2日目は、玉置山に出かけた。7月に世界遺産に選ばれた玉置神社の駐車場まで車で上る。九十九折の30分ほどかけて上がるがかなりの急勾配で、標高差が約840mある。駐車場から玉置神社まで約15分で到着できる。神社に近づくにつれ大杉などの巨木が点在しているのが見られる。玉置神社は神武天皇が身の安全を祈願されたとのことで日本の歴史そのものと思われる。悪魔祓いなど行われる恐い神さまで純粋な気持ちで参拝するのがいいとされている。お参りした後、社務所の前の祠横から玉置山に登る。15分ほどで山頂に着く。山頂には沖見地蔵と小さな釣鐘がある。山頂の標石には玉置山頂1076米、側面には別名沖見嶽と刻まれている。標高は1076.4mで一等三角点になっている。あいにく曇っていたので展望は望めなかったが、晴れていれば大峰の山々が見える。さらには標石に刻まれたように熊野の沖が見えると言うことだ。 今回の行程のメインが終わったので、一路帰路に着いた。帰路も所々の道の駅などで休憩して無事帰阪した。 |
コース 8/17 大東鶴見IC(9:00)=<近畿・西名阪>=柏原IC=<165・24・168>= 谷瀬の吊橋(12:10/13:00)=十津川温泉(14:10) (泊) 8/18 十津川温泉(9:00)=玉置神社駐車場(9:35)〜玉置神社(9:55/10:10)〜 玉置山(10:25/10:40)〜玉置神社駐車場(11:00)===>大東鶴見IC 天 候 8/17 曇り時々雨 8/18 晴れ 参加者 9名 実施日 2004.08.17−18 |