峰床山 山頂にて |
友歩会準例会 |
八丁平 峰床山 標高970.0m |
八丁平の紅葉を楽しみに、そして京都で2番目に高い峰床山を計画した。 葛川学校前に9時40分京都バスにゆられて到着。早速伊賀谷にそって伊賀谷林道を歩く。40分足らずで林道終点に到着。伊賀谷にかかった木の橋を渡り右股に入る。ここも沢に沿って何度も沢を渡りながら30分ほど登る。ここから本日の一番、急斜面の九十九折の道を登る。頭上には延々と先がありどこまで登ればいいんだろうと思う。中村乗越手前で後ろを振り返ると比良の山々が見える。右手に見える尖った山は蓬莱山だろうか。峠のような感じのところを登りきると中村乗越に到着。八丁平の紅葉を期待したがここで残念。木々の枝には葉っぱが無く、まるで冬支度をした山になっていた。八丁平への下り道には鹿の糞が散乱している。八丁平の景色も当然冬支度なので散策予定を切り上げ、峰床山に向かった。当初、八丁平の中を予定していたがオグロ坂峠周りで行くことにした。オグロ坂峠に行ってみると北風が吹き寒い。尾根を通ってピークを数回過ぎると峰床山だ。途中突然熊笹の中から動物が目の前に飛び出してきた。一瞬の出来事だったが鹿が飛び出してきたのだ。濃い茶色でお尻が白かった。熊でなくてよかった。 最後の急坂を上がるとほぼ360度展望できる山頂に着く。オグロ坂あたりからでてきたガスで少し見通しが悪い。何とか雨が止まっているようだ。山頂はかなり広くベンチなどもあり、標高は970mで二等三角点になっている。昼食後、天候も怪しい、直前上がってきた夫婦連れは会う人がいないので「ヤッホー」と言いながら歩いていた。10分ほど下ったところで分岐になっていてどの道をとるか判断が難しい。左下は八丁平、直進は二ノ谷、そして右手の行きたかった道の表示は尾越になっていたと思う。結果直進に決めた、しかし表示が不明確で悩みながらの下りになった。 フノ坂峠から市二ノ谷管理舎に出てしまった。大回りになってしまって帰路の道を管理舎に聞きに言った。最短を行くには管理舎トイレ横を登り、俵坂峠を越えて下る方法を教わった。かなりの登りを30分ほどかけて歩くと俵坂峠に到着。ほっと一安心した。そこで管理舎で聞いていた峠からすぐ谷へ降りるのをすっかり忘れて林道を下った。林道を5分ほど下るとトラックが止まっていて、先ほどの管理舎の方が立っておられた。この一行は間違って必ずこの道を下ってくると思ったのだろう。管理人さんの思惑通りきっちり間違って降りてきた。管理人さんにお礼を言って15分ほど引き返し俵坂峠に引き返した。管理人さんが言っていたように、よく下を見ると木の階段が落ち葉に埋まって目立たない状態だがあった。その階段を下り始めるがかなりの急斜面だ。気をつけながら雑木林、杉林の中を下る。下りきったところできれいな橋を渡ると林道に出て、野鳥の森への分岐になっている。予定時間が1時間ほど遅れているので林道を急いだ。峰定寺から大悲山口バス停に辛うじて5分前に到着。予定通りの時刻のバスで出町柳の戻った。バスの途中で暗くなり遅くなって最終バスだと寒くて疲れが出て大変だっただろうと思った。何はともあれ、市二ノ谷管理舎の管理人さんに厚くお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。参加いただいた方、お疲れ様でした。今回は下見していませんでしたが、下見の大変さを少しでもご理解いただけたら嬉しいです。 |
コース 出町柳(8:45)=<京都バス>=葛川学校前(9:40/9:43)〜伊賀谷林道終点(10:20)〜 右股別れ(10:56)〜中村乗越(11:30)〜八丁平(11:34)〜オグロ坂峠(11:50)〜 峰床山(12:19/昼食/12:48)〜クラガリ谷分岐(13:00)〜[フノ坂峠(13:22)〜 市二ノ谷管理舎(4:05)〜]俵坂峠(14:35)〜野鳥の森分岐(15:11)〜峰定寺(15:44)〜 大悲山口(16:10/16:16)=<京都バス>=出町柳(18:00) * [ ] 間違いで大回り 地 図 花背北東 天 候 曇り 参加者 5名 実施日 2004.11.27 |