稚子ヶ墓山 山頂にて
友歩会 準例会
丹生山 標高515m 帝釈山 標高586.1m 稚子ヶ墓山 標高596.4m
丹生神社前〜延命地蔵〜丹生山〜帝釈山〜岩谷峠〜稚子ヶ墓山〜箕谷
 
 友歩会の納会も無事終了したが、歩き足らない人のために歳忘れ準例会を計画した。欲張って丹生山系三山の縦走をした。丹生山(たんじょうざん)、帝釈山(たいしゃくざん)、稚子ヶ墓山(ちごがはかやま)の三山だ。
 神戸電鉄の箕谷駅まで行きここから、衝原(つくはら)行きのバスで丹生神社前で下車した。バスを降りると石の鳥居がありここから山頂の丹生神社まで参道を歩くことになる。鳥居の辺りから正面に丹生山と帝釈山の山頂部分が見え、その右側に稚子ヶ墓山がそびえている。
 丹生会館横のお地蔵さんに見送られて出発。しばらく山道を登るとやがて林道に出る。この辺りから正面左手に丹生山、右手に帝釈山が見えてくる。分岐があり帝釈鉱山道が右手にあるが直進して先に進む。帝釈山の山頂で出会った人はこの鉱山道を上がって来たらしいが道が悪いと言っていた。丹生山への最後の取っ付きには延命地蔵がお祀りしてある。お地蔵さんにお参りしてかなり急坂の表参道上がる。参道は一丁ごとに標識が建てられていて数えながら上る。急な登り坂を過ぎると平らな所に出る。
 史跡の碑があり、丹生山城・丹生山明要寺と刻まれていた。丹生山城は豊臣秀吉の三木攻めで落城した。広場の上のピークが山頂で丹生神社がお祀りしてある。ここも広くそこそこ見晴らしもあり、標高515mだ。山頂を後に少し戻って鳥居の横から帝釈山へ向かう。裏参道出会いから尾根道に入る。
 アップダウンを何度か繰り返し最後急勾配を登りきるとパーと開けて帝釈山の山頂につく。標高は586.1mで二等三角点になっていある。山頂には石の祠がお祀りしてある。ここからの眺めは抜群で正面に菊水山、左方向に麻耶山までの連山を見ることができる。見通しがよければ右手に淡路島が見えるとのことだ。景色を楽しみながら昼食にした。午後は帝釈山を後に丹生山系縦走路表示に沿って下る。下りきると岩谷峠で自動車道に出る。車道をしばらく行くと左に分岐した道を行くと双坂池があり、稚子ヶ墓山への登山道が続いている。
 稚子ヶ墓山への登山道とは言っても今まで歩いてきたような整備された道ではなく沢登りのガラ場道を上がる。足元に細心の注意をはらいながらの登りだ。尾根道に出てしばらくして最後の急坂を上がりきると稚子ヶ墓山に着く。山頂は雑木の中で見晴らしはない。標高596.4mで三等三角点になっている。山頂から少し先に行くと稚児の墓があり、ここからの見晴らしはよい。肘曲がりを経て下山するがしばらく歩くと登りと同じように沢になり、足元注意で歩く。長いガラ場を下りきると団地になり、団地を横切って大滝口に下る。ここから少し急いで箕谷駅に向かう。
 箕谷駅の国道筋の松ヶ枝町バス停からしあわせの村へと向かった。しあわせの村で温泉にゆったりつかり疲れを癒した後帰途についた。今年もこれで最後の年忘れ登山になった。
 2004年たくさんの山に登ることができた。2005年もすばらしい山を期待し元気でありたいと思う。
皆さんありがとうございました。
 
丹生神社鳥居                          稚子ヶ墓山 鳥居周辺から 
 
丹生会館横のお地蔵さん                  帝釈山(正面)、左は丹生山 帝釈鉱山道分岐辺りから 
 
丹生山 帝釈鉱山道分岐辺りから             季節外れのつつじ咲く 
 
延命地蔵                            山頂直下の史跡の碑 
 
丹生山山頂の丹生神社にて                 帝釈山山頂 
 
帝釈山山頂にて                        帝釈山 二等三角点 
 
稚子ヶ墓山 三等三角点                   稚児の墓 

☆お詫び 帝釈山付近の写真撮影失敗しました。なんとか修復した写真になってしまいました。
コース  
  梅田駅(8:00)=<特急>=新開地(8:35/8:39)=<神戸電鉄三田行き>=箕谷駅(9:01/9:09)
  =<神戸市バス衝原行き>=丹生神社前(9:23/9:25)〜延命地蔵(10:07)〜
  丹生山・丹生神社(10:42/10:50)〜帝釈山(11:30/昼食/12:03)〜岩谷峠(12:37)〜
  双坂池(12:48)〜稚子ヶ墓山(13:23/13:30)〜稚児の墓(13:33)〜肘曲がり(13:52)〜
  大滝口(14:40)〜箕谷・松ヶ枝町バス停(14:50/14:54)=<バス>=しあわせの村(入浴)
  =<バス>=JR神戸駅

地 図  有馬 淡河 
天 候  晴れ 
参加者 5名 
実施日 2004.12.18